おい、ネクロマンサー使わねぇか。
このブログは遊戯王以外も取り扱うことに今決めました。というか趣味ブログだった気がします。
そういうわけで初のシャドウバース記事。
自分はサービス開始4日目からネクロマンサー一筋でやってきましたので、自分のシャドウバース記事はネクロマンサーが占める事になると思います。
ロリコンとはネクロマンサーリソースコントロールの略で、つまりネクロマンサー(以下ルナ)によってリソースを確保しつつ相手のリソースをコントロールしていくデッキタイプです。正直「リ」の部分はこじつけ。
初期環境だと圧倒的パワーカードだった「死の祝福」と「ケルベロス」によりトップメタにまで上り詰めたコントロールネクロですが、新弾が追加されるごとに他テーマの爆発的なインフレに押され、環境から退いて行きました。
特にビショップは鬼門中の鬼門で、「封じられた熾天使」軸に関しては勝ち目がないという事態に。
最新弾では「ヘヴンリー・イージス」、「ウロボロス」、「メイルシュトローム・サーペント」といった非常に強力な大型カードが登場し、特に「ヘヴンリー・イージス」に関しては一度場に出されると除去不可能とかいう“ぼくのかんがえた最強のフォロワー”カード。
(どこぞのイージスはすぐに爆発するのに)
他の二枚もイージスほどでないにしてもネクロマンサーでは対処が難しく、警戒を強いられることに違いありません。
コントロールネクロが苦戦している反面、アグロネクロ(若しくはそれに準ずるもの)は猛威を振るっているようです。
「骨の貴公子」という自分の場のフォロワー全てに「ラストワード:スケルトン1体を出す」を与えるカードが強く、これにより除去耐性(?)を得た小型でどんどん殴っていくデッキタイプ。新カードで最もネクロ強化に貢献しているのではないでしょうか。
ただこのデッキタイプ、自分で回してみて思ったのが「骨の貴公子」を3ターン目までに引けないと勝てません。自分はそういう引きが弱いので、結局コントロールネクロに戻ってきました。
コントロールネクロを組む上で課題となるものが、他テーマに追従できる程の超強力なエースの存在でした。
そうだ、デスタイラントを使おう。
『神々の騒乱』環境初期に組んだ「怪犬の墓守」で「デュエリスト・モルディカイ」を保護することでエースに仕立てる……という勝ち筋を変更し、「魂の番人・ミント」or「死霊の宴」から「デスタイラント」の流れを導入。
序盤から中盤に掛けては従来のままコントロールを実施し、終盤隙を窺って「デスタイラント」で即死させに行きます。
「魂の番人・ミント」は他のネクロマンスカードと組んで使えるため、コントロールをする上で便利であり、なにより上記のコンボが有名過ぎるため最優先で除去されます。「魂の番人・ミント」を出すだけで相手の除去札を探ったり、フォロワーの攻撃を誘導したりと優秀。
「デスタイラント」を切り札に据える最大のメリットはコントロールに専念できることだと思います。進化せずとも13/13という超ステータスなので、早い話が相手の体力を7だけ削れば後は除去に徹しても大丈夫ということです。
「風の軍神・グリームニル」を一度使えば3打点削るだけ。「デスタイラント」のためにEPを残すのであれば、たったの1ダメージ与えるだけで構いません。
ジリ貧になりがちなコントロールという戦法の中で、「デスタイラント」の火力は良いフィニッシャーとして機能してくれるのではないでしょうか。
ネクロマンサーにとって天敵といえる「ライトニング・ブレス」ですが、こちらの盤面を吹き飛ばすためにはPP10――つまり使い切らないといけません。
最近のドラゴンは1ターンに1枚ずつしかプレイしてこないため、コントロールすることは容易く、そのため「ライトニング・ブレス」は盤面リセットの1枚として使われがちです。
ここに隙が生まれるので、「デスタイラント」でぶち抜いてやりましょう。
「ヘヴンリー・イージス」もおおよそ上と同じで、9ターン目には十中八九出てくるわけですがやはりPPを使い切ります。そして特にcipも持っていないので、「ヘヴンリー・イージス」最大の弱点はその召喚ターンの隙にあります。
当然そこを許すわけもなく「デスタイラント」でぶち抜いてやりましょう。
ただしイージスデッキには「力比べ」が投入されていることがあり、これを事前に出されていると詰みなので、8ターン目に「力比べ」を許さないプレイングを心掛けたいところです。
ここから雑談になりますが、本当「ヘヴンリー・イージス」を考えた人はどういう推定をしているのでしょうね。
恐らくロイヤル新弾最大の目玉が「ガウェイン」からの「援護射撃」だと思うのですが、「ヘヴンリー・イージス」が立っているだけで完全無効ですよ。
真面目にカードゲームをしているテーマが可哀相になるレベルで、ビショップの優遇が加速していますね。
早くも完全耐性を登場させたビショップは、次はどうやってゲームブレイカーっぷりを見せつけてくれるのでしょうか。
ドラゴンの「ウロボロス」は個人的には良いカードだと思います。「オーディン」が弱点というのが胸熱だなってだけなんですけど。神話だとトールにカチ割られたので、再現ってわけにはいきませんが。
以上、コントロールネクロの紹介(?)でした。