物理法則を知らない。

デュエルポケットモンスターマスターズ

読んだ本の紹介とか その5

 最近はデュエルマスターズ熱が再燃しており、かなりのブランクがあるものの少しずつ情報収集して追いつこうとしています。

 逆に、シャドウバースは下火気味……。自分の対戦ゲームの根幹であるポケモン、デュエマのいずれとも異なる強さの基準を持つらしく、それが未だに判らないため五里霧中。シャドバでも強い人は強いようなので、何かしらの基準はあると思うんですけど……。

 

 以前より購入していた『りゅうおうのおしごと!』の7巻をようやく読みました。ラノベとはいえ本一冊を読むって結構“その気”にならないと乗らないものですね。読み始めれば一息なのですが……。

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 表紙は主人公一派……というよりは、主人公の師匠である「清滝 鋼介」(きよたき こうすけ)を筆頭にする清滝一門ですね。ここに「夜叉神 愛衣」が加われば勢揃いでした。

 内容も清滝一門に焦点が当てられたものとなっており、やはり6巻以後は主人公一派とは異なる視点での展開が増えていきそうです。7巻でも風呂敷がまた拡げられたように思います。

 

 今回も例に漏れずネタバレ防止のために詳細は伏せますが、面白かったです。6巻の空気を引きずるのかな? という不安と期待がありましたが、該当キャラによる視点を挟まないことで、今回は異なった空気感がありました。自分は6巻の流れも好きでしたが……。

 6巻で一層浮き彫りになった「天才と凡才」もしくは「人外と人類」という対比は、7巻においては歴史を軸にして展開されていました。そして第二部(6巻以後)から登場する人外サイドの「椚 創太」(くぬぎ そうた)の“とある発言”が、「名人」(登場人物の方)の絶対性を揺らがしたかな? と。今後、「名人」が主人公以外に負ける展開がもしかするとあるかもしれないと予感させてくれました。

 というか「椚 創太」も小学生なのですが、この作品の小学生、メンタルが強過ぎませんか(笑)

 

 上記した通り、てっきり「空 銀子」が語り手になるとばかり踏んでいたので、意外でした。ストーリーのテーマ性は見えたものの、これで着地点が判らなくなったなーと。風呂敷が広がっているので、第二部の着地点はまだ見えそうにありません。

 7巻で気になった点といえば、前半に発生する“ぎくしゃく”が自然消滅している点でしょうか。「それはそれとして」的な、雑さを感じました。登場人物のメンタルはやはり強い(笑) 逆に、そこくらいしか気になりませんでした。個人的な好みでいえば、コスプレのシーンが露骨に狙いに来ていて勿体無いと思いましたが。サービスシーンってやつなのでしょうね。

 1巻、4巻以来に熱くなれる巻だったのではないでしょうか? この作者さん、おっさんキャラ好きなんでしょうね(笑) ほんと、カッコ良かったです。

 

 アニメの方は昨晩5話目が放送されましたね。そちらはまだ見ていませんが、4話までは拝見しました。原作だと2巻の1/3くらいの進行度でしょうか? アニメの方にも「夜叉神 愛衣」が登場したところです。

 

 アニメ版のロリキャラ推しは凄いですね。原作でも結構な比率を占めますが、アニメ版だと2割増しされたくらいに推されています。具体的に言うと、ロリorヒロイン以外のキャラ紹介が無しor短い。そのせいで2話の視聴者置き去りが発生したり……と、視聴者を選ぶのではないでしょうか。

 最近のアニメだと『天使の3P』がそれに該当したように思います。あちらは作者の前作からしてガチですが……。

 

 アニメ版のOPは何度みても良いですね。サビのあいちゃんが恰好良くて、毎度全部見てしまいます。

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 原作第二部でも活躍に期待ですね!