LLが某所の大会で結果を残したそうですね。まあ十二獣禁止ルールというお察しルールでしたが……。
ともあれ真竜が跋扈する中で結果を出したのは確かなので、耐性持ちがポンと出てくる10期環境では期待できるのではないでしょうか。直接攻撃が可能なテーマはつよい。
以前のクソ雑画像を引っ張りだして、LLの展開パターンは基本こうですね。
突如として3回攻撃できるやつが出てきます。手札二枚でこれが揃うので「激流葬」や「ブラックローズ・ドラゴン」で盤面をリセットしてからでもワンキルが狙えます。
LLの基本については以前記述した通りなのでそちらをご参照ください。
今回は現在組んでいるLLについて触れようかなと。あ、LLディフォーマーは解体しました。やっぱりディフォーマーで後攻スタートは負けルート過ぎます……。
大会で結果を残したLL、もといそれに基づくLLはドロー加速を投入した特化型になりますが、自分はシンクロ次元の住民なので今日も元気にシンクロ。
まずLLらしくランク1を作る手段に関しては、基本的にLLそのものに依存しがち。「イービル・ソーン」だとか「ジェスター・コンフィ」とか色々あるのでしょうが、シンクロしていく上で消えました。
次に墓地からレベル1を引っ張り上げたかったので、御用達「金華猫」を採用。
ただ、スピリットの関係上手札に複数枚来ると邪魔なので、採用は二枚くらい。
後述の「ミスティック・パイパー」を使い回したり、「LLコバルトスパロー」で他のLLをサーチしたり。やはりレベル1テーマとの相性は抜群。
もう一枚は「ジャンク・シンクロン」の採用。
効果が無効になりますが、墓地発動の「ミスティック・パイパー」や、鳥獣族である事に意味のあるLLなどの蘇生に関してはデメリットを感じません。
また、多分10期で廃れるとは思いますが「次元障壁」によってXを妨害された場合の保険、及びシンクロを囮にX召喚……というような立ち回りも。
レベル1を蘇生する以上、接続先はレベル4シンクロになります。というかレベル4シンクロの「アームズ・エイド」が出したくて「ジャンク・シンクロン」を採用したんですよね。
自身をモンスターに装備することが出来、対象の攻撃力を1000上昇させつつ戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与えます。
装備魔法が引けなかった際に「ジャンク・シンクロン」一枚で用意できるバフとして採用。ダメージを与える方の効果はあんまり出番がありませんが。
大好き「古神ハストール」。
墓地に送られた時に相手に憑りつくので、安易に除去され辛い……はず。除外やバウンスには滅法弱いのですが。
ハストールが相手に装備されている間は「自分フィールドにモンスターがいない場合」の条件を満たすことが出来るので「LLターコイズワーブラー」との相性も良いですね。
他のレベル4としては……。
破壊されたときに墓地からこのカード以外のレベル4以下のモンスターを1体特殊召喚するカード。「古神ハストール」を使い回す……のではなく、「LLコバルトスパロー」あたりを蘇生してLL展開に繋ぎたいですね。
「激流葬」などをスイッチにしてみたりするのも面白いかも? 他、「ジャンクシンクロン」から無理矢理展開する際に使ったり……。
定番レベル4シンクロとして「虹光の宣告者」もいます。
上記のハストールやバルムンクを能動的に破壊する手段も採用。
このカードが墓地にあるとき、自分フィールドのカードを1枚破壊して「古代の歯車トークン」を生成します。これでハストールやバルムンクを壊していきたいところ。
ハストールが装備カードになっている場合これまた「自分フィールドにモンスターが存在しない場合」の条件を満たして、デッキからアンティーク・ギアを出しつつコントロール奪取できます。発動条件が「LLターコイズワーブラー」と被っているので狙いやすいですね。
カタパルトの1の効果を使う機会はあんまりないので、デッキにアンティーク・ギアは二枚くらいで十分かなと。出したいのは次の二枚。
前者の「古代の機械熱核竜」はもちろん最大打点ということもありますし、何よりダメージステップ終了時にフィールド上の魔法・罠カードを1枚破壊できるという点。これにより「古神ハストール」を割ることでコントロール奪取が捗ります。LLの苦手な妨害札の除去にも一役買ってくれますね。
「古代の機械合成獣」は……。
「クロノグラフ・マジシャン」と併せることでランク6を作れるからですね。
この勢いでクロノグラフについても触れて行きましょう。
採用理由は、自分フィールドのカードが破壊された場合に手札からモンスター1体を特殊召喚できる、からですね。これで「LLターコイズワーブラー」か「LLコバルトスパロー」の効果を誘発させます。
いままで「破壊された場合」や「墓地に送られた場合」のカードを中心に採用していたのは、「クロノグラフ・マジシャン」のためでした。
相手のバックを破壊しつつ、破壊誘発を起こせる「エキセントリック・デーモン」も重宝します。クロノグラフを握っている場合には是非とも狙って行きたいですね。
ただこのデッキペンデュラム召喚はしないので、使い切りなのが難点。「ダブルサイクロン」と違って「古代の機械射出機」の対象にできたり、自分フィールドを割れるのがこのカードくらいで……。
ドローソースとして「チキンレース」の採用。
フィールド魔法ということで「テラ・フォーミング」によりデッキを圧縮できますし、LLワンキルのための手札も補充します。
これを「古代の機械射出機」の対象にしてみたり、または「このカードを破壊する」効果を使って「クロノグラフ・マジシャン」を特殊召喚したり。「ミスティック・パイパー」によってガラ空きな自身を守るためにも使えます。
相手にドローさせたくないので、出来れば発動したターン中に破壊してしまいたいですね。
以上でしょうか。
色々なルートからLL展開が出来るので使っていて面白いデッキです。事故率は低いものの、めくり能力はそこまで高いわけではないので、複数枚妨害を張られると厳しいです……。
試しに魔術師オッドアイズとやってみたらボコボコにされました。そんな魔術師オッドアイズですら十二獣真竜の前ではトップメタ足りえない……。一体どこまでインフレするのでしょうか。
KONAMIはちょっと頭冷やそうか。