無名雑魚につき公開したところで弊害梨。
鯖落ちの名手ことデュエルリンクスで絶賛活躍中の「要塞クジラ」主軸ビートダウンとなります。
要塞クジラというか、儀式デッキですね。クラブタートル、クリボールはあと一枚ずつ欲しい……。
一見物凄い事故率を誇りそうですが、意外と勝てます。勝率八割くらい。ブロンズからシルバー2までは9割強の勝率でした。多分これから落ちてきて、7割とかに落ち着くのかも?
デュエルリンクスは除去手段が少なく、数値=強さみたいなところがあるので、簡単に高打点をPONと出せる儀式召喚は強力。HPの問題さえどうにかできるのであればデビルフランケンが環境を取ると思います。
ただ儀式は融合と違って、バウンスされてもまた出せばいいだけなのでリカバリーのしやすさも利点。あとかっこいい。
課題となるのは手札消費の激しさですが、これは城之内の「ラスト・ギャンブル」でカバー。手札2枚をコストに1~6ドローというチート能力で、このデッキの勝率を支える真打。
欠点としてはLPが100まで減るので、バーンカードで即死する点。あと「マジックアーム・シールド」等の不意の戦闘ダメージも非常に怖い。なによりもサイコロ目が小さいと手札が増えず、儀式出来ずに死にます。
それを反省して「ホーリー・エルフの祝福」を入れました。
また、これの利点は「逆転勝利」と「LP超ギリギリ」が必ず付くのでスコアを稼ぎやすい(+3500はお約束)ことも挙げられますね。報酬が良くなるのか……?
環境は遊戯or海馬によるビートダウンなので、一体でも儀式召喚すれば十中八九勝てます。「勇気の旗印」は+200程度屁でも無いので無視。しかし「ワンダー・バルーン」は流石に詰みかねないので「魔法除去」で必ず消すようにしましょう。
基本的には「要塞クジラ」でぶん殴って行きますが、やっぱり「クラブタートル」の方が強いので出せるならそっちを優先します。
あと流行っているのか「呪魂の仮面」でこちらのエースを封じてくる相手がいますが、そういう場合は落ち着いて儀式魔法の贄にしましょう。「魔法除去」はリーサル圏内でない限り「ワンダー・バルーン」に備えて温存します。
このデッキの第三のエースが「ムカムカ」。
事故りやすい儀式テーマの中で、余った手札がそのまま打点に繋がるため時間稼ぎ兼アタッカーとして機能してくれます。
なにより「ラスト・ギャンブル」との相性に優れていて、サイコロ目次第では「青眼の白竜」を上回る高打点を発揮することも。
ただ、低レベルなので3積みしたら腐りそう……?(儀式素材にはし辛い)
近頃の脳筋ビートにある「徴兵令」で仮に奪われても、碌な手札補充もしないデッキじゃ真価を発揮できないので怖くありませんね。
このデッキを組んだ動機は、やはり「徴兵令」を意識してのことです。
自分は「サクリファイス」だとか「No.11 ビッグ・アイ」のようなコントロール奪取カードを好みますが、それを相手に使われるのは嫌う為、可能な限り奪取されないように「通常召喚できないモンスター」を集めた結果、儀式デッキになりました。
でもどうやら環境の上位に食い込むデッキタイプのようですね。まあ、ここまで特化した儀式デッキは流石にいないでしょうけど。
そういうことで「要塞クジラ」デッキでした。
というか、城之内の「ラスト・ギャンブル」が強過ぎるというだけなんじゃ……。特殊召喚手段も乏しく、打点も伸びない今の環境じゃ5ターン目まで生き延びることなんて余裕ですからね。
その中でも儀式、融合といった展開方法とは特に相性がいいように思います。序盤の劣勢だって一気に覆せますからね。
ちょっと気になっているのが、デュエルモンスター界のアイドル「霊使い」も今の環境では十分に通用するんじゃないかなと。
ダルク、エリアあたりはしっかりと機能してくれるはずなので期待です。
もう少しブルーアイズが流行ってくれればレイラ。融合が流行ればヒータ。純ビートダウンでアウス。
――ウィンは仮想敵があんまりいませんね……。