物理法則を知らない。

デュエルポケットモンスターマスターズ

居合ドローディフォーマー 2019年5月20日

 .LIVE所属アイドル部の一周年ライブは圧巻でしたね。一年間の活動があってこそあの場が整ったんだなあと思うと感慨深くて涙腺が緩む思いでした。特に最後の最後は反則と言っていい破壊力でしたね。最高でした。

 

 今回はこの前閃いたディフォーマーのデッキタイプを試作しましたので、それの紹介になります。

 

 前回(下記参照)は“展開ルートを複数用意することで、妨害されても何かしら着地する”という程度には仕上がりました。

byouketsu-kekkin.hatenablog.jp

――しかしディフォーマー“らしさ”が薄れ、折角大量展開が狙えるテーマであるにも関わらず制圧用モンスターが2体立つのが関の山というパワー不足感が否めませんでした。もっとも、上記デッキは掲載後1日と経たずに「ドッペル・ウォリアー」等の投入により容易にエクストラリンクを狙えるようにはなったりしたのですが……やはり展開しても「この程度か」と思うことが度々ありました。

 また、同時期にツイッターでディフォーマー使いの方から「装備魔法とかアド損なのでは」「モバホンの出目を乱数と言い切るようではディフォーマー使い失格」と指摘頂いたので、デッキを根本から見直すことに。

 

 「ドラコネット」を起点とした大量展開コースがあることを知り、それを早速採用。ドラコネット1枚からとんでもないアドバンテージを獲得できるようになりました。デッキ圧縮も兼ねており、「鎖龍蛇スカルデット」によるマリガンも追い風となり「Dモバホン」+「機械複製術」からのディフォーマー大量展開も現実的な展開手段として採用できるようになり、先攻を取った場合相手の動きを殆ど封じる制圧盤面の形成が可能となりました。

 ……これディフォーマーいらなくね?

 「ドラコネット」からの展開コースは先攻1キルすら実現させる可能性の塊です。わざわざサイコロを振らなくてはならないディフォーマーを採用する理由が見つかりませんでしたし、正直先攻制圧というワンパターンさもどうにかしたいと思っていました。

 展開して、展開して、展開して、勝つ。相手へ返すのではなくリソースとか気にせず回し続ければ勝てるデッキは楽しい!

 

 ある日、オルフェゴール(サブデッキ)の流行りを調べている時に「一撃必殺!居合ドロー」というカードが目に付きました。なんぞこれ?

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相手の場のカードの枚数分自分の山札を上から墓地に送り、その後1枚ドローする。それが「一撃必殺!居合ドロー」だった場合、フィールドのカードを全て破壊しその枚数分×2000ダメージを与える。

……これだーーーっ!!!!

【メインデッキ】44枚

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【EXデッキ】15枚

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<デッキコンセプト>

 「一撃必殺!居合ドロー」のバーン効果を起動させて勝利する。

――だと大雑把過ぎるので若干説明すると、

①:「ドラコネット」展開ルートでソリティアする

②:「ブラック・ガーデン」または「夢幻崩界イヴリース」で相手の場にモンスターを用意する(1体いればそれでいいです)

③:「Dスマホン」の効果で山札を操作する

④:「一撃必殺!居合ドロー」で「一撃必殺!居合ドロー」を引き、バーンで勝利する。

 という流れになります。元々「ブラック・ガーデン」と「鎖龍蛇スカルデット」を採用したデッキタイプが存在したらしいですが、加えて「Dスマホン」を採用することで「ゾンビキャリア」等のコストである「手札を1枚デッキトップに戻す」が勝ちパターンへと繋がります。

 

<居合ドローの起動方法>

①「ゾンビキャリア」または「エッジインプ・シザー」で「一撃必殺!居合ドロー」をトップに固定する

②「Dスマホン」の守備表示効果で「一撃必殺!居合ドロー」の位置を移動させる

③「一撃必殺!居合ドロー」の効果で勝つ

 この場合、山札をギリギリまで減らさなくても手札が揃った時点で効果を起動して勝利することが出来ます。何より大切なのはサイコロで2以上を出せば条件が達成されること! また、いざとなれば「Dスマホン」で山札を掘って無理矢理「一撃必殺!居合ドロー」を用意することも可能に。

 「Dスマホン」を含め、「一撃必殺!居合ドロー」のバーン条件を満たすルートとして3つ用意しており、

①「Dスマホン」によるトップ操作

②「鎖龍蛇スカルデット」によるボトム操作

③「ゾンビキャリア」+「エッジインプ・シザー」両者のコストで「一撃必殺!居合ドロー」→任意のカードの順に埋める

 ①→②→③の順に狙いやすいです。③は簡単に見えて、「ドラコネット」展開ルートの関係上案外狙い辛かったり。

 

<ドラコネット展開ルート>

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 何番煎じか分からない展開ルートですが、多分これが一番ドロー枚数を稼げる……はず。ドラコネット1枚から手札消費1枚を引いても手札が4枚増えます。

 これとは別に「ゾンビキャリア」「エッジインプ・シザー」+レベル1モンスターを出すルートもありますが、手札アドが稼ぎ辛いのであんまり使用しません。また、手札に落としたいカードがある場合は「リ・バイブル」ではなく「ジェット・シンクロン」を出します。

 

<相手へモンスターを送りつける方法>

 既にコンセプトで記したまま「ブラック・ガーデン」または「夢幻崩界イヴリース」を利用するわけですが、基本的には「ブラック・ガーデン」を利用した方が楽です。ただ思わぬことで計算が狂わされたりする可能性があるので、出来るなら「夢幻崩界イヴリース」を相手の場へ送りつけたいところ。

 ディフォーマー展開をしている場合だと場が溢れるので、道程でトロイメアを経由して「夢幻崩界イヴリース」を送り付けるようにしています。

 

<ディフォーマーについて>

 今回ばかりはオマケじゃないディフォーマー。最大の採用理由は「Dスマホン」の山札操作なのですが、他にも「Dリモコン」の山札採掘能力の高さだったり、「Dモバホン」で「Dスコープン」を捲れれば大概そのままドラコネットと類似した展開ルートを構築出来たり。

 ドラコネット展開の過程でデッキ内のディフォーマー密度が高くなってくるので、「鎖龍蛇スカルデット」で「Dモバホン」を出して更に展開……というパターンがよく決まります。「機械複製術」を併用すればデッキ圧縮と展開とが更に加速します。

 

<貪欲な壺について>

 EXデッキが足りないので増やします

 それと「機械複製術」のサポートも出来ます

 手札増えます

 以上

 

【疲れたので終わり】

 ブラック企業での社畜活動――シャチカツ! の途中なのでそろそろ力尽きそうです。ドラコネット展開を図にしたのがイケなかった……。

 茶番はさておき、いままで組み続けていた先攻制圧に特化したディフォーマーと違い自己完結させてしまえる構築なので、「折角出したのに壊獣に崩された!」とか「制圧盤面の隙間を縫われた!」みたいな怖さとはサヨナラバイバイできました。

 「ドラコネット」起点の場合、妨害が入らなければほぼそのまま先攻1キルが決まっている感じですね。また、「増殖するG」などにより途中で「灰流うらら」が飛んできた場合はリソースのゴリ押しで解決したりする場合もあるので、「ドラコネット」が許されるかどうかが勝負の分かれ目かもしれません。

 

 ずっと時代に応じた展開方法で制圧を繰り返すだけだったので、久しぶりに新しい勝ち方を取り入れられて、構築していてとても楽しかったです。

 もっと環境の中で対戦していこうと思えば「墓穴の指名者」を入れたり等してチューンしていけるのかもしれません。ただ現状全てのカードをそれなりの頻度で使用しているので、改造するなら枚数を増やすことになるんですかね……?

 

 今度こそ終わりです。

 アイドル部の1st anniversary live「はんぱないパッション」は5/27までニコニコ動画にてタイムシフト視聴(有料)が可能ですので、みんなで見ましょう!

 来年こそは絶対有給とって現地に行くんだ…

読んだ本の紹介とか その14

 今年のGWは改号の都合もあったため10連休ということで、少し恩恵を与ることが出来たため平常よりも充実した時間を趣味へ充てることが出来ました。その10連休も間もなく終了……ということで、絶賛サザエさん病を発症しております。

 

 近頃はVtuberの「アイドル部」というグループ(?)の動画視聴にハマっておりまして、今回はその関連商品として発売されたノベル作品を読書させて頂きました。というか、例えキャラクターとして企画されたものとはいえVtuberの日常を描いたノベル作品が書かれるって凄いですよね。5月19日にはライブも開催されるようで、コンテンツとして枠を超えた展開がなされているようです。

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 表紙は配信で使用されている3Dモデルの集合絵ですね。電脳少女シロ(全身が映っているキャラ)はアイドル部が所属する.LIVE社の先輩にあたるVtuberで、Vtuber界では先駆者の内の一名に数えられる大御所です。

 

 内容はタイトルの通り、私立ばあちゃる学園に所属する「アイドル部」が波乱万丈の学園祭を成功させるぞ! というものでした。

 あくまでファンブックの一種ということもあってかストーリー性や伏線云々と言ったものよりも、ただ「キャラが可愛い!」という一点に特化している印象です。彼女らの配信をよく拝見させて頂いていることもあってか台詞が脳内で音声付で再生されることもしばしば。特に「ヤマトイオリ」さんの口調が完璧に再現されているのは凄いなあと思いました。

 

 物語を進展させるにあたり、「もこ田めめめ」さんと「金剛いろは」さんの発言が多いように思ったのはやっぱり動かしやすいキャラ性をしているからですかね。率先してボケ役に回れる両名は多勢で会話をする上で重宝されるでしょうしね。「ニコニコ超会議」でもオチや鉄砲玉を担当したりと、大活躍されていましたね。

 ロボットで大暴れしがちとか、イルミネーションを電球と言ったりとか、野球をこよなく愛するだとか、誰とは言わずもがな個性の一種に違いない部分については拾われなかったみたいでした。公式スピンオフということなので、ある程度は守りたいイメージのようなものがあるのかもしれませんね。そのため二次創作ネタは拾われない……と思っていたのですが、「BLEACH」の初代OP「*~アスタリスク~」に合わせたMADだけは拾われていたように思います。非常に素晴らしいMADでしたもんね。

 

 色々な絵師さんが恐らくキャラごとに担当についていたと思われるのですが、その絵師さんの中に「もこ田めめめ」さんの名前があってびっくりしました。本当に多芸ですね。

 

 今後更に多彩なメディア展開がなされると予測されるので、これからも応援していきたいと思います。

読んだ本の紹介とか その14

 開花を控えた桜の幹って、ほのかに赤く色付いているらしいですね。昔見かけた番組で染物屋さんが言っていました。確かに、意識してみると冬の樹木よりも赤みがかっている気がします。

 

 今回は以前から時々読んでいたシリーズ、『妹さえいればいい。』の最新刊(刊行は昨年12月)となります。

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 前回10巻では千尋が弟ではなく妹であったことの告白と、それを受けた伊月が「妹モノを書けなくなる」というスランプへの突入――ということで幕を降ろしましたが、11巻でもその流れのまま物語が進行します。

 これまでの作中で登場してきたキャラクター達が多数登場し、スランプ中の伊月がそれらと小噺を繰り広げる謂わばオムニバス形式。11巻終盤では個人的に二度と登場しないだろうなと思っていたキャラが登場して意表を突かれました。

 伊月の中核であった“人生という物語の主人公になる”に大きく切り込んできましたね。まあ、そりゃこれまでの自身の創作意欲の根幹ともなる“妹(妄想)”に対して拒否反応が出てきたら自己否定に繋がるでしょうし、その状態であの周辺人物の濃さを再認識させられると自信なんて粉々に砕け散って、「自分には、この程度で良い。」という妥協が漏れ出るのも仕方なのかなと。

 ラストのアレは、かつての那由多が憧れたのは“好きなものへ盲目的に愚直な伊月”だったと思うんですけれど、現状の伊月は“卑屈と妥協で本音を隠している”ワケで、そうした弱い部分への拒絶反応みたいなものだったのかなと。那由多自身、中学時代はその弱い人間でしたからね。

 伊月は現在、ラノベ作家としても“主人公”としてもどん底にいるわけですが、ここからどうやって萎えた心に熱い妹愛が再点火するのか気になりますね。そこの問題が解決すれば、自然と那由多とも復縁できると思うので。

 

 結構シリアスよりな展開だったと思うのですが、如何せん前回読んだモノがモノだっただけにホッと落ち着いて読めました。

 最近はアニメ化で話題になっている漫画等も購入しているので、文章ばかりでなく、漫画もたまには取り上げてみようと思います。

読んだ本の紹介とか その13

 世間はまさに春の嵐、雨が降ったと思えば晴れ間が広がり、かと思えば雨……ついには雪まで振って山が白く化粧されました。今週半ばには初夏並みの気温になるそうなので、寒暖の振れ幅に体調を崩さないように気をつけたいですね。

 自分は5℃~10℃くらいの気温が一番快適に感じます。高くても20℃くらいが限度ですね……。

 

 今回は恋愛(?)ゲームのノベライズを読みました。

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 『沙耶の唄

 今更紹介する必要もないくらい伝説的なゲームですよね。自分も内容こそ知りませんでしたが、その名前と表紙のキャラが“アレ”なことくらいは知っていました。2018年が15周年ということで、ノベライズされたようでした。

 本屋で見かけた際に「読んでおいて損はない」と思って購入。元が18禁、原作者はあの虚淵氏、製作時期は2000年代前半――覚悟は決めた、読むぞー!

 

――なんだこれは(白目)

 グロかったり、ホラーだったり、鬱だったりするんだろうな~って構えて読んだのですが、そういう類のものではなかったですね。敢えて例えるなら「狂気」もしくは「病的」でしょうか。「よくこんなシナリオを思いついたな!」と叫びたい気分です。

 とはいえ、流石15年経過しても愛されている作品だけあって非常に面白かったです。いや、後味が悪すぎて「面白い!」と言い辛いのですが、間違いなく傑作でした。

 

 一応ジャンルは恋愛ゲーム(18禁)だったと思うのですが、びっくりするくらいキャラクターに愛着が湧きませんでした。シナリオの完成度が高くて、キャラクターがその歯車としてぴったりハマっているんですよね。ですので、キャラクターについて考えると、それと関連するシナリオが想起されて結局シナリオ評価に繋がってしまう様な……そういう感想です。

 

 『沙耶の唄』のテーマにある「純愛」というのは本当にその通りだと思いました。主人公である「郁紀(フミノリ)」は正気の世界と狂気の世界とが逆転して見えてしまう奇病を患っています。その奇病の影響で、本来は目視すると発狂しかねないレベルの悍ましい「沙耶(サヤ)」が美少女に映り、救われ、恋をします。

 一方で奇病を患う以前の既知であった「瑶(ヨウ)」からも恋情を向けられていましたが、奇病の影響で彼女が悍ましい化け物に見えてしまい、それが一因となって拒絶します。

 「郁紀」と対象の存在として登場する「耕司(コウジ)」は、作中ずっと「沙耶」と「郁紀」の愛情を歪なものだと否定して、最後までそれは変わりませんでした。ですが、それはあくまで種族や姿形に囚われた観念であり、実際に「沙耶」は心から「郁紀」を愛し、その逆も同じでした。

 作品のテーマである「純愛」とは、そうした外見だとか種族だとか、そうした一切の理屈を超えて存在する、心底から発生する恋情のことを指しているのかな~なんて思いながら読んでいました。

 

 面白くて一気に読んだ……のもありますが、終わりを見届けないと不安で眠れない気がしたので一気読みしました。文句なしに面白いですし、読んで良かったと思いますが、読み返すには勇気が必要な作品でした。

 クトゥルフ神話TRPGのシナリオに「沼男は誰だ?」という屈指の鬱シナリオがあるのですが、流石それの元ネタだけあって……キツかったです。

 

 ここからどう派生するのか不明ですが、どうやら続編の製作が進行中のようですので、それを楽しみにしていこうと思います。

 それと、前回の記事の最後の方で言っていた「鷲尾須美は勇者である」と「楠芽吹は勇者である」は既に読了していますので、次はそのどちらかを紹介できたらなと思います。或いは、他にも読み終わった小説があるのでその中から選ぶかもしれませんが。

読んだ本の紹介とか その12

 先日鳥取に行ってきました。山陰地方って雪深い印象があったんですけれど、2月末に加えて偶然温暖だったこともあり、日中は上着すらいらないほどの散歩日和でした。

 

 こんにちは。FGOはキングプロテアが実装されたようですが、自分のデータには反映されていなかったようです。ここしばらく新規サーヴァントを引いていませんね……。そんなに回していないのもありますが、それでも既存☆4が一人だけというのは悲しいものです。

 映画「heaven's feel」は一気に物語が進みましたね。戦闘シーンについては流石のufo、圧倒されるような大迫力でした。来年の3月頃に最終章が公開されるそうなので、今から期待が膨らみます。

 

 久しぶりの読書感想コーナーということで、最新作というわけではありませんが読了したものをご紹介しようと思います。

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『乃木若葉は勇者である』の上下巻です。上下巻と言っても分量にして通常の文庫一冊あるかないかくらいかな? と思います。

 これは「勇者である」シリーズの創世記を書いた作品で、アニメ「結城友奈は勇者である-結城友奈の章-」「結城友奈は勇者である-勇者の章-」と比べるとダークな雰囲気となっています。著者曰く「災害モノとしての側面もある」だそうです。(※災害モノ:甚大な災害が起こった際を想定して書かれる作品。未曾有の脅威を前にした人の心理について書かれることが多い<例:東京マグニチュード8.0swan song、など>)

 

 まず「勇者である」シリーズの共通点として

:人類は「天の神」を敵に回していて、その尖兵である「バーテックス」が主な敵キャラとなる。

:人類は殆ど全てが殲滅されている。

:「天の神」に対して「土地神」が人類の味方に付いていて、四国は「神樹」と呼ばれる複合神性が展開した大規模な結界によって「バーテックス」から人類を守っている。

:人類は「神樹」の力を宿した特定の人間達を「勇者」と呼称し、起死回生の切り札として重宝している。

 くらいでしょうか。

 「乃木若葉は勇者である」では人類が「天の神」によって侵略される過程を書いた作品です。アニメ「結城友奈は勇者である」では神世紀という年号が使われていましたが、当作品では主に2018年、2019年が戦いの舞台となっています。

 

 感想(以下ネタバレ有)

 「結城友奈は勇者である」(以下:ゆゆゆ)に繋がる作品だけあって、絶望しかないですね。覆しようのない決定的な敗北へ向けて少女たちが奮闘する……というのは流石に意地が悪いですけれど、実際それくらい救いがありません。ですがもしも少女たちの奮闘がなければ人類と「土地神」はとっくに絶滅していたので、無意味ではないんです。ただ、救いがない……。

 登場キャラクター達については、「勇者」という大役を担っているものの等身大の少女らしさが書かれていて、特に「郡千景」などはその面を強く感じました。純粋で多感だからこそ人の善性にも悪性にも左右されやすく、著者の言う“災害モノ”として死んだキャラクターが「千景」だったのではないでしょうか。

 そうした描写があった故に「乃木若葉」と「高嶋友奈」の二人が最高にカッコよく映ります。「若葉」は鋼のように強靭な精神力で、「友奈」は炎のような熱い想いで、それぞれ人の弱さを突破して、それぞれのラストシーンへと繋がりました。個人的には特に「友奈」が「私は……高嶋友奈は、みんなが大好きだ――――!!」と大絶叫するシーンが好きですね。書いていてまた涙が……。

 最初の犠牲者である「土居球子」「伊予島杏」の死亡シーンは、これまで辛くも防衛に成功していた人類に「勇者」の死という絶望を与えるに足る凄惨な死に方でしたね。「球子」の盾が徐々に壊され、脳震盪を起こし足が潰れ内臓が壊れ筋肉が千切れていく中で、最後は守っていた「杏」ごと盾を貫通されて死亡。しかも毒によって全身から血を噴き出して……って、読んでいた当時からエグいなあと思いましたが、書き直すとやっぱりとんでもないですね。「千景」が精神的な悲劇を演出したのに対し、「球子」「杏」は肉体的な悲劇を担当したのでしょうか。“盾が壊される”という演出も絶望パートの幕開けを告げるようで、皮肉的です。

 

 ラストバトルが終わって、人類が敗北を受け入れ降伏――“国譲り”神話の再現によって「天の神」に赦しを乞うことで終戦するわけですが、その後のシーンはキャラへの愛着が強ければ強いほどに悲壮が伝わってくるようでした。

 このパートからは「ゆゆゆ」に繋がる「大赦」の形成だとか「勇者システム」の強化だとかについて書かれていて、アニメではクソオブクソな組織だった「大赦」も、元々はこういう感じで作られたのかーと感慨深さがありました。

 

 「ゆゆゆ」では「バーテックス」を当たり前のように一撃で倒したり、逆に「バーテックス」からの攻撃を全てバリアで無効化したりしていましたけれど、「乃木若葉は勇者である」を読むと、それがどれほどの努力の末に辿り着いたものなのか、気が遠くなる話ですね。

 一応、完全体「バーテックス」70体以上を“たった一人”で殲滅した勇者もいるわけで、本当に「勇者システム」は強化されたんだなあと。ちなみに同じ数を「乃木若葉は勇者である」に投入すると、あの世界を無限に滅ぼせます。

 

 久しぶりにこのコンテンツに触れましたが、やはり面白いですね。自分の好きな神話と関連性が強いというのも良いです。

 ソーシャルゲームの方もあるので、そちらも久しぶりにやっていきたいですね。

2019年版ディフォーマー

 マスタールール3の終了に伴い一度は挫折したディフォーマーでしたが、強力なリンクモンスターの登場により、展開力を強化しての復活です。

 展開のルートが多すぎることと、文章におこせるほど展開パターンを把握し切れていないことなどから、今回は詳細については割愛。メインデッキとEXデッキ、大雑把なコンセプトと採用意図、改善余地について、くらいでしょうか。

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 新カードもばっちり採用した、文字通り最新版ディフォーマーです。(※「Dライトン」の入れ忘れに今気付きました

 モバホン、スマホン、リモコンを始めとするディフォーマー各種は固定。「Dライトン」はハリファイバーからリクルート、「Dリモコン」のコストにしてレベル1ディフォーマーをサーチするためだけに採用。前回と比較すると「Dスコープン」の枚数が減ったことと「Dラジオン」は不要と判断して抜きました。

 ディフォーマーをサポートする装備魔法や「ジャンクBOX」、「機械複製術」なども続投。

 

 大きな変更点としては展開ルートとして「スクラップ」「竜星」「星遺物」を加えたことでしょうか。

 「スクラップ・リサイクラー」→「ジェット・シンクロン」から「水晶機巧ハリファイバー」への接続。更にハリファイバーからのレベル5シンクロ展開or「トロイメア・マーメイド」からの「オルフェゴール」展開。

 レベル5シンクロに繋がれば「光竜星ボウテンコウ」で専用カウンター罠のサーチor「星杯の神子イヴ」で汎用蘇生魔法のサーチなど。

 汎用パーツの採用により安定感やリカバリー能力が向上しましたが、ディフォーマーらしさは……減ってしまいましたね。ディフォーマーを経由しないまま展開することもありますので。

 

 EXデッキについてはリンク召喚を導入したため一変――とはいえ、「トロイメア」シリーズなど汎用性に優れたものの採用が殆どで、専用性の高いものといえば「スクラップ・ワイバーン」くらいでしょうか。もっとも「スクラップ・ワイバーン」も汎用パーツの一つと見做して採用しているのですが。

 マスタールール3終盤では「スターダスト・ウォリアー」「クリスタルウィング・シンクロドラゴン」あたりを着地点としていましたが、今回は「ヴァレルロード・S・ドラゴン」「宵星の機神ディンギルス」を着地点へ設定。後者についてはこれまで大量展開したあとの「ブラック・ホール」という恐怖を克服できるので非常に頼もしいです。

 「ナチュル・ビースト」は現環境だと「閃刀姫」へブッ刺さるので続投。また、展開の手が止まってしまっても「光竜星ボウテンコウ」で「竜星の九支」をサーチするなど、妥協点も用意しました。

 

 全体の所感。

 初動や展開ルートを増やすことで「Dモバホン」への依存度を下げ、安定性の向上に成功したのではないかと思います。また、良くも悪くも選択肢が多いことから「灰流うらら」等の手札誘発による妨害に対して撹乱、及び別プランへの分岐などによって回避もしやすくなりました。

 「少なくともヴァレルロードは立つ」くらいの安定性はあります。現環境だと流石にそれ一体だけじゃ心もとないですが(笑)

 

 改良点を思案。

 サーチコストとして採用した「Dライトン」ですが、100回動かして1試合使う程度の頻度ですのでここを抜いて別のカードを採用してもいいかなと思いました。同じディフォーマー関連でいえば「Dスコープン」は需要が結構あったので、2枚くらいあってもいいかなと思いました。

 「星杯の神子イヴ」でサーチ出来る「星遺物を継ぐもの」ですが、イヴが場を離れた際に出す予定の「星遺物-星杯-」の②の効果でもサーチできるので、ターンが返ってきた際のリソースとして採用枚数を2枚にしても良いと思いました。

 他、手札に「スクラップ・リサイクラー」と「ボルト・ヘッジ・ホッグ」or「水晶機巧ローズニクス」があればそれだけでハリファイバー+ボウテンコウまでは繋がるので、墓地起動の2種は3枚ずつ入れても良さそうです。むしろそうするべきなのでしょうけど、そうすると本格的にグッドスタッフシンクロに……。

 それと残念なことに「パワーツール・ドラゴン」を出す必要性が減ってしまいました。現状、出しやすいレベルは4・5・8ですね。ここの部分を「邪竜星ガイザー」にして動きに柔軟性をつけたり、「ブラックローズ・ドラゴン」にして制圧力を高めたり、色々と案は浮かびますが、要検討ですね。手札に蘇生カードが無い場合に便利ではあるんですけどね。

 同じく「フォーミュラ・シンクロン」もあんまり出さなくなりました。元々採用意図が「Dモバホン」を有効的に処理できる、くらいのものだったので、リンク召喚がある現状ではその意図は薄いのかなあと。「TGハイパーライブラリアン」を出した状態だと頼もしいのは確かですが。

 

 以上ディフォーマー2019でした。

そうだ、諏訪へ行こう

 去年の今頃、「クトゥルフ神話TRPGをやってみたいな」という会話がありました。ですが当時の自分は学生ニートだったので、ルルブを購入するお金が無い……こともなかったのですが、カード費を削ってまで……という程度のモチベーションでした。

 春、社畜ジョブチェンジしてお金が増えたので興味本位で『クトゥルフ神話TRPG ルールブック』と『クトゥルフ神話TRPG サプリメント2015』を購入。

――が、社畜・・・! 圧倒的時間不足・・・!

 ということで宝の持ち腐れとなっていたところ、冬、TRPGへの興味が再燃。手始めに「毒入りスープ」というシナリオをやってみようと準備を進めていたのですが、その途中で思いました。「これ自分でも作れるんじゃないか?」と。

 自分の専門分野は日本神話と土着信仰。丁度オカルトチックなテーマですし、まあいけるやろ! とシナリオ作成意欲が爆発。

 そうだ、諏訪へ行こう。

 研究班は至急諏訪へ向かった――!

 

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 電車を乗り継ぎ「JR塩尻駅」に着き、そこから「ワイドビューしなの」とかいう特急に乗って、下諏訪駅へ。塩尻では「デブお断りかな?」というぐらい入口の狭い、信州そばのお店が駅構内にありましたが、電車の時間もあったのでスルー。

 下諏訪に到着すると構内に御柱と注連縄が置かれていて、これが諏訪か……! とワクワクしてきました。

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 下諏訪の駅はそこそこ大きかったですし、駅にはタクシーが常駐(?)していて、下諏訪の街(写真を撮り忘れるオタク)も綺麗に整えられており、いかにも観光地として古めかしさを残した宿場町と言った風で、散歩するだけで楽しかったです。

 自分は日本神話を研究していたこともあり、文面でしか見たことのない諏訪という土地にそれなりの憧憬を抱いていたため、気分はまさしく聖地巡礼。同じ場所を何度も往復する様子は振り返れば不審者だったかもしれません。

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 諏訪大社下社秋宮。神社に参拝するために並ぶのは初詣以来です。このときは流石諏訪大社……! と思っていました。

 待機列で自分の前にいた“いかにもオタク”という風の女子三人組の印象が強烈過ぎて、諏訪大社の風格云々よりもそっちの方が鮮明かもしれません。なんで隈取みたいな化粧してたんですかね??

 秋宮の大注連縄は御柱祭ごとに交換されるらしく、通りで新しいわけです。

 

 初日は到着が昼過ぎだったこともあり、秋宮だけ参拝して、あとは下諏訪の散歩へ。そのまま夕方まで歩いて、ホテルへチェックインしました。

 そ し て 夕 方 。

 夕飯は地元のそば屋にでも入って信州そばにしようと思っていたのですが、これが全然見当たらないんです。いいえ、そば屋自体はあるのですが……

「本日の営業は終了しました」

 昼の営業だけかよ! と肩透かしを食らうことの多いこと。仮にも観光地が、金曜日の夜にここまで伽藍堂になるものなのか……と。でも奈良の明日香村も似たような感じですし、神社仏閣を主とする観光地はどこもこうなのかもしれませんね。京都は別格ですが。

 昼間見かけた参拝客の一人もおらず、無人の下諏訪を彷徨っていました。結局、唯一開いていたそば屋さんにて目当ての信州そばを頂けました。

 

 折角の遠出だから、と地酒を購入してホテルで飲む算段でしたが、これも同様に酒蔵や販売店が夕方には店仕舞いになるので、諦めてセブンイレブンへ。

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 大正義セブンイレブン。まさか地酒のカップ酒があるとは。

 三種とも飲んでみた感じ、個人的には「高天」が一番おいしく感じました。「高天」と書いてコウテンと読むんですね。

 夜には観光した内容をまとめようと思っていたのですが、仕事明けということもあり、気付けば深夜2時まで寝落ちしていました。流石に無理して二日目に響くとアホらしいので、就寝。

 

 6時起床。朝食や片付け、ソシャゲのデイリーミッションの消化などを熟してからチェックアウト。

 下諏訪の街は、7時半頃になってようやく朝日が昇りました。やはり東の山の麓は夜明けが遅いですね~。外に出てみると、鼻息すら白くなるほど寒くて、siri曰く氷点下8度でした。

 既に満足していたので、下諏訪の街を散歩して帰るのもアリだなとか思っていたのですが、流石に勿体ないので諏訪大社上社へ向かうことに。電車で一駅だというのに、結構な時間揺られていた気がします。

f:id:byouketu:20190123220401j:plain 写真だと分かり辛いのですが、湖面が一部凍っています。そして、一面の青空! あんまり雨に降られることはないのですが、ここ一番でもそれが発揮されたらしく天運に恵まれて良かったと思います。

 古事記日本書紀でしか諏訪湖を知らなかったので、もっと巨大な湖なのかと思っていましたが対岸が見えるんですね。この水量だからこそ凍るのかも? と思ったり。似たようなことを言って龍神の怒りを買った日本武尊を顧みると、自分も発現は慎まねばなりませんが。

 

 上諏訪駅から諏訪大社上社へは「かりんちゃんバス」がオススメ! と書かれていました。ですが生憎と「かりんちゃんバス」の停留所が分からず、それっぽいバス停を発見するも「土日運休」の文字。うーん(白目)

 土地勘のない場所で見知らぬ目的地へそれなりの距離を歩くとなると、道に迷う自信があったので、苦肉の策でタクシー召喚。10分くらいの乗車でしたが、2500円掛かりました。今回の出費の中で特急&新幹線、宿泊費を除くと二番目の出費額でした。まあ、リスク回避のための必要経費だから(震え声)

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 着いた! 誰もいなーーーーい!!

 このとき9時半くらいだったと思いますが、参拝客なし。一番乗り(?)でした。

 信濃国一宮諏訪大社上社本宮でも、オフシーズンだと意外と閑散としているんですね。御柱祭の時期は人で埋まるのでしょうけど。

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 社殿の回廊。写真で見返すと「静謐な時間を過ごせてよかったな~」とか思えますけど、当時は寒すぎて死ぬかと思っていました。手袋をしていても手が腫れます。

 このあと拝殿で祈祷? みたいなことをやっていたので見物。紅白衣装で幼い巫女さんって大抵地元の学生がやってるバイトなんですよね。たまに関係者の娘だったりするんですけど。こっちだと日給5000円です。

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 人も増えてきた10時過ぎ。上社本宮からだと上諏訪の町がよく見えるんですね。昔はこういう小丘から村を展望したといいますし、ここもそうだったんでしょうか?

 次の目的地は諏訪大社上社前宮。歩いて30分くらいっぽいので、歩くことにしました(タクシーはもう使いたくない)

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 用水路がカチコチに凍っていますね。ここまで完璧に凍っている流水を初めて見ました。これなら乗っても大丈夫なのかも?

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 前宮への道すがら、iPhoneの地図を開くと「神官長守矢史料館」の表記を発見。あの守矢!? と興奮を隠しきれず直行しました。

 諏訪という土地において守矢家がどれほど偉大か、少し調べれば分かるくらいには重要です。古代においては守矢あっての諏訪と言っても過言ではありませんでした。

 内容については……あんまり書くのも野暮なので控えますが、一言でいえば「古文は読めねえ」って感じです。貴重な貴重な文書が展示されているのですが、自分には解読できませんでした^p^

※ここにシカの生首の写真を掲載する予定でしたが、絵面がアレ過ぎるので止めました。

 ポロリもあるよ! さておき、このシカに関する話については極めて有益な情報だったとだけ。自分の中の諏訪神話研究においてかなり進歩でした。

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 諏訪大社上社前宮の入り口です。諸説によると、本宮より以前より存在し、かつてはこちらで洩矢神(諏訪の土着神)を祀り、祭祀の中心だったとか云々。

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 こちらは「十間廊」と言って、祭神への供物を捧げた場所だったそうです。

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 これは「内御玉殿」と言って、大祝(有体に言えば諏訪大社で一番えらい人)が神を下ろして登場する場所(?)だったようです。諏訪大社と現人神については某ゲームの影響で割と有名ですね。

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 これは「水眼」(すいが)と呼ばれる、上社前宮へ流れる名水だそうで、かつては神事に用いられたとか。画像だと伝わらないかもですがめっちゃ綺麗な水でした。

 「これ飲めるの?」と聞きまくっていたお婆ちゃんが印象的です。

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 上社前宮の参拝を終え、3kmくらい先にJR茅野駅があるとsiriが教えてくれたので、歩くことにしました。

 何もない! 何もない!

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 なんだかんだで朝にタクシーを降りてから歩き通しだったのでお腹が空いて来たのですが、お店がない! 人もいない! あるのは山、川!

 という道を一時間ほど歩いて、国道18号に出ると流石にお店が見えてきます。ワンカルビ、ファミリーマート、など。18号沿いに地酒「真澄」の酒蔵を見つけたのですが、生憎とお休みだったようでした。

 道路を数度横断して思ったことは、長野県民は歩行者に道を譲ってくれがちですね。関西だと「渡れるものなら渡ってみな!」とばかりにノンストップが通常運転ですけど、諏訪はあったけえ……。

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 もうゴール、していいよね……?

 諏訪大社下社春宮を訪ねるのをすっかり忘れていましたが、丁度キリが良かったので茅野駅への到着をもって諏訪観光は終了です。最後に茅野駅近くの川魚・うなぎ屋でうな重を食べて終わり!

 うなぎって駿河の印象が強かったですけど、信濃……というか諏訪も名産なんですね。これは発見でした。そして、このうな重が今回の旅で一番の出費でした。

 うーん、諏訪大社参拝に来て、出費ランキング1位うなぎ、2位タクシーとは(笑)

 

 諏訪での神話については、日本神話で書かれている国譲りの部分しか知らなかったので、現地に来てみると色々と新しい視点が得られますね。ともかく、建御雷神の名前が見当たりません!

 建御雷神は曽我氏の氏神なので、丁度曽我氏が勢力を増してきた頃あたりに箔をつける為、諏訪明神との勝負神事が追加された説がありますし、諏訪内部では認知されていない神様なのかもしれませんね。日本神話……もとい中央神話の観点からものを見ているとそうした部分が見えづらいので、有意義な旅でした。

 

 また、今回の旅で一番大きく変わったものは「ミシャグジさま」に対する認識でしょうか。これまで漠然と抱いていた印象が、諏訪観光に備えた事前学習と考察によっていくらかの方向性を伴い、諏訪で色々見聞きして、自分の中で「ミシャグジさま」という土着神がどういった存在だったのかは固まりました。

 

 元々クトゥルフ神話TRPGのシナリオを作りたい! という話だったのですが、純粋に、神話研究としても大変楽しめました。もちろん、シナリオ作りについても大よその案はまとまってきたので、遠からず作れるのかな~と思います。

 もっとも、こっちだと拡散力がミジンコなので、シナリオを作ったとして公開の手立ては考えないといけませんけど……。

 

 今度は祭りに合わせてもう一度、諏訪大社へ行ってみたいですね。