物理法則を知らない。

デュエルポケットモンスターマスターズ

沖堤防での釣りでした。

 まだまだ寝る際には窓を閉め切って布団を被って就寝している病欠です。梅雨入りも控え、日中には30℃近くまで気温が上昇すると言っても夜は過ごしやすい季節です。流石に梅雨が明ける頃にはエアコンの出番がやってくるのでしょう。

 釣り人的には今が春エギングの最終シーズンということですが、生憎と私はなんやかんやでエギングデビューしないままでした。一応エギングを視野に入れてのアルテグラ3000HGだったのですが、如何せん経験のない釣りをやってみるというのは心理的なハードルが高いものです(笑) エギも腐るものではありませんし、次は秋エギングですね。

 

 今回は関西の有名スポット、武庫川一文字へ行ってきました。

 全長4kmの沖堤防。渡船の接岸ポイントが1~5番まであるという長大さ。コードギアスシリーズのダモクレスより大きいなんて(伝わらない)

 上陸時はまだ6時前だったため、ギリギリ朝マズメに間に合った! というところ。私が乗船したのは第一便でしたが、矢継ぎ早に船がやってきたため一番槍をキメるメリットはそこまでないのかなーと。磯と違ってここから投げると良い! というポイントもなさそうですし。

 先日発売されたばかりの新商品、Jaksonのクリアエス。もはや回し者か!? というレベルで私があらゆるSNSで推している商品なのですが、やはり何度見ても見た目が良い……。沖堤防ということで今回はこいつを投げることもメインミッションの一つでした。いつか絶対お前で釣ってやるからな!!

 それはそれとして、武庫川一文字は超人気スポットで実績場でもあるので、定石が確立されています。それはこの……ジャックアイマキマキを筆頭とするスピンテールジグ! +αで数年前に大流行したビッグバッカーのサゴシ用カラー(超サゴシスパーク&超サゴシピンクスパーク)

 以上をルアーローテーションの軸にするつもりで、以下を持ち込みました。

(釣行後の撮影なので、別のケースに入れていた数個を並べ忘れている)

 軸にしたいマキマキとビッグバッカーはアピール強めのカラーで、他はナチュラル系に。ミノーでの釣果報告を見かけなかったので今回はミノーを持ち込みませんでした。まあ、サワラといえばブレード系ルアーと決まっているし、そうでなくとも早巻きが基本。勝ったなガハハ!

 

 なんの成果も――得られませんでした!!!!

 私も周りも、この日はダメダメだったようですね。100人以上いて上がったのは3本だけ。雑魚を含めればもう少しあったのかもしれませんが、それはそれこれはこれ。

 この日は大潮明けの中潮の日だったのですが、ジグを引いていてもそこまで潮を感じませんでした。無風に近く凪いでいて、足元には大きなボラがうじゃうじゃ。40mほど向こうの中層あたりは強いて言えば潮が流れているようでしたが、それも微々たるもの。潮通しの良い場所と聞いていましたが、ホンマか……? まあ、私の経験上、比較対象が河川や瀬戸内海くらいしかないので、それと比べれば緩やかなのは当たり前なのかも。

 

 一度ポイントに着くと、ハシゴが一人一つという暗黙のルールであったり、休日は人が多過ぎて空きスペースを探すのが大変なこともあり、4kmの堤防ではあるもののランガンのハードルは高そうでした。内海へのキャストや、人の少ない平日であれば話は別かも? ですので、飛距離を稼ぐという要素は結構重要な気がします。かくいう私が行った日にも、80~90mほど先でのナブラが湧いていました。

 

 youtubeの紹介動画では5000番のリールにPE2.0号を巻けば十分とのことでしたが、上記のような飛距離の面でも、十分というより最適かもですね。私は6000番に3.0号を巻いていましたが、日頃シーバスで使うルアーに関しては確かに飛距離の低下を実感しました。足場もよく障害物も一切ない(周りの釣り人とのお祭りはあるかも)ので、余程細いラインを使ったりしない限りは切れることはないのでしょう。

 底も砂地で水深もあるので根掛かりの心配もなさそうです。足場もよく、隣の釣り客との間隔も5mほどはあるので真横に投げたり泳がせをしているとかでもなければお祭りの心配も低そう。渡船も定期的に巡回に来てくれるのでトイレに行きたくなったり、帰りたくなったらすぐに帰れます。これは……確かに人気が出るな??(初心者にかなり優しい)

 その初心者が100人規模でマキマキを連日投げ倒している場所だと思うと、いくら実績ルアーといえどマキマキは完全に学習されているのでは……? と思います。高活性のリアクションバイトは狙えるでしょうが、低活性時には見切られてそう。ミノーは持ち込みませんでしたが、敢えて持ち込めば魚へ目新しさを与えられて良いアピールになったのかも。実際、私が行った日の貴重な3本はそれぞれミノー、シンペン、バイブレーションでした。

 

 ネットで色々調べた際には乗船時の確認がかなり厳しいという意見ばかりを見かけたので準備をしっかりして臨んだのですが、実際にはめちゃくちゃラフでした。というか私が乗り込んだ第一便に関してはクーラーボックスの採寸もなし、ライフジャケットの確認もなしの完全ノーチェック。一体あの情報はなんだったんだ!? と。

 もっとも、そうした事前情報に警戒してしっかりと準備をしていく私のような初見マンが増えるのであれば、その効果は絶大と言わざるを得ませんね。

 ただ、そうした情報を流布していた人に限って(恐らく敢えて)伏せていた情報として、優先チケットの存在がありました。私達は結構早めに到着して待っていたのですが、夜中の2時くらいに前方からスタッフ? さんがやってきて、第一便に乗船できる優先チケットを配布してくれたのですね。恐らく自動車で並んでいる人に対して、バイクや自転車、或いは徒歩であればいくらでも横入りできるために、公平性維持のため取り入れられた制度だとは思うのですが……。これ、常連に対して予め配布しておけばいくらでも優遇が可能なんですよねー。今回は私もその恩恵に授かった立場でありますが、あんまりいいとは思わないですね、こういうの。

 てか私がクーラーボックスやライフジャケットの検査を受けなかったの、このチケット持っていたからでは……?

 

 大型河川からの流れ込みがあったり、大阪湾という場所柄、水質は相当に悪く、しばらく雨も降っていないにも関わらず濁りが凄かったです。ここで釣れた魚は……食べられるのだろうか?? ともかく、そうした事情もあって梅雨期での釣行はオススメではないそうです。

 勉強になることは多かったものの、釣りのしやすさは確かでしたし、何より近い!(これまでの釣り場で一番移動時間が短かった) なのでいつかリベンジしに行きたいですね。その際には熱中症対策もしっかりしていきたいです。今回は日焼けが凄かった^p^

 

 使ったルアーの操作感とかも書きたかったのですが、眠たくなってきたのでそれはまた後日ー。