物理法則を知らない。

デュエルポケットモンスターマスターズ

読んだ本の紹介とか その2

 今日は成人式だそうですね。就職や進学で異なる進路を選び、中々顔を合わせることのない同郷の友と互いの成長を祝いあうものです。一生に一度きりの機会ですから、今後成人を控えているものの、参加を悩んでいる方は是非足を運ばれてはどうかと思います。

 中学卒業が15歳とすれば、精々5年程度の開きなんですけど。それでも、特に女性は見た目ががらりと変化しています。懐かしい、というよりは、思い出の中との差異に愕然とすることの方が多いです。あんまり化粧が濃いとビビりますが。

 もちろん、20年間育ててくれた父母へも感謝を伝えるべきでしょう。成人の感謝を伝えられるのも一生に一度きりなのですから。

 

 

 今日もラノベを読みました。『りゅうおうのおしごと!』の4巻です。

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 3巻までは主要人物の掘り下げでしたが、4巻ではついにステップアップ……それらのキャラクターの活躍が描かれます。つまりは、将棋の大会への出場ですね。

 表紙の右側はメインヒロインこと「あいちゃん」ですが、左側は女流棋士トップクラスの「祭神 雷」(さいのかみ いか)です。才能の程度でいえば、この作品ツートップの2名が表紙を飾っていると言えるのではないでしょうか。

 祭神雷は、以前から名前だけは登場しているキャラクターでしたが、ヤバいキャラクターでした。表紙絵の感じでなんとなく察することができると思いますが。

 基本的には女性陣の対戦風景が書かれるのですが、「竜王」のタイトルを持つ主人公への挑戦者を決定する対局も行われました。個人的にはそちらの展開の方が好みです。ヒロインの方の対局は、今のところ才能で相手をねじ伏せる展開が続いてきているため、ちょっとマンネリ感が否めません。

 主人公の持つ「竜王」を賭けて戦うのが次巻の展開になると思いますが、さてどうなるやら……? 題名が『りゅうおうのおしごと』なのと、主人公の師匠としての成長譚としての側面からしても、ここで竜王を死守して弟子にカッコイイところを見せる展開とかなのかな? と予想しますが。主人公はあまりにも最初から上手くいきすぎているので、どこかでコケる展開があるんだろうと踏んでいますが、それがここなのでしょうか?

 今日はアニメ版第一話が放送されるので、そちらも楽しみにしたいです。

 

 

 一生に一度って殺し文句、人に使うには便利ですけど、正直なところそんなに特別視できないんですよね。大切な価値だとは思いますが、一生に一度って意外とその辺に転がっているというか、ピンキリなんですよ。取捨選択してもいいことです。

 人はそれを有難がりますが、そうした生涯一度きりを優先した裏では、それ以外の全ての可能性が潰えます。そして時間は戻せない以上、潰えた可能性も同様に、二度と戻ってこない人生一度きりの機会です。まあ、“成人式に行かずに昼寝する”とかならどうでもいいことでしょうけど。

 瞬間全てが人生で一度きりなのですから、人生一度きりという価値は、特別ではなく戒め程度に捉えるのが吉でしょう。