.LIVE所属アイドル部の一周年ライブは圧巻でしたね。一年間の活動があってこそあの場が整ったんだなあと思うと感慨深くて涙腺が緩む思いでした。特に最後の最後は反則と言っていい破壊力でしたね。最高でした。
今回はこの前閃いたディフォーマーのデッキタイプを試作しましたので、それの紹介になります。
前回(下記参照)は“展開ルートを複数用意することで、妨害されても何かしら着地する”という程度には仕上がりました。
byouketsu-kekkin.hatenablog.jp
――しかしディフォーマー“らしさ”が薄れ、折角大量展開が狙えるテーマであるにも関わらず制圧用モンスターが2体立つのが関の山というパワー不足感が否めませんでした。もっとも、上記デッキは掲載後1日と経たずに「ドッペル・ウォリアー」等の投入により容易にエクストラリンクを狙えるようにはなったりしたのですが……やはり展開しても「この程度か」と思うことが度々ありました。
また、同時期にツイッターでディフォーマー使いの方から「装備魔法とかアド損なのでは」「モバホンの出目を乱数と言い切るようではディフォーマー使い失格」と指摘頂いたので、デッキを根本から見直すことに。
「ドラコネット」を起点とした大量展開コースがあることを知り、それを早速採用。ドラコネット1枚からとんでもないアドバンテージを獲得できるようになりました。デッキ圧縮も兼ねており、「鎖龍蛇スカルデット」によるマリガンも追い風となり「Dモバホン」+「機械複製術」からのディフォーマー大量展開も現実的な展開手段として採用できるようになり、先攻を取った場合相手の動きを殆ど封じる制圧盤面の形成が可能となりました。
……これディフォーマーいらなくね?
「ドラコネット」からの展開コースは先攻1キルすら実現させる可能性の塊です。わざわざサイコロを振らなくてはならないディフォーマーを採用する理由が見つかりませんでしたし、正直先攻制圧というワンパターンさもどうにかしたいと思っていました。
展開して、展開して、展開して、勝つ。相手へ返すのではなくリソースとか気にせず回し続ければ勝てるデッキは楽しい!
ある日、オルフェゴール(サブデッキ)の流行りを調べている時に「一撃必殺!居合ドロー」というカードが目に付きました。なんぞこれ?
相手の場のカードの枚数分自分の山札を上から墓地に送り、その後1枚ドローする。それが「一撃必殺!居合ドロー」だった場合、フィールドのカードを全て破壊しその枚数分×2000ダメージを与える。
……これだーーーっ!!!!
【メインデッキ】44枚
【EXデッキ】15枚
<デッキコンセプト>
「一撃必殺!居合ドロー」のバーン効果を起動させて勝利する。
――だと大雑把過ぎるので若干説明すると、
①:「ドラコネット」展開ルートでソリティアする
②:「ブラック・ガーデン」または「夢幻崩界イヴリース」で相手の場にモンスターを用意する(1体いればそれでいいです)
③:「Dスマホン」の効果で山札を操作する
④:「一撃必殺!居合ドロー」で「一撃必殺!居合ドロー」を引き、バーンで勝利する。
という流れになります。元々「ブラック・ガーデン」と「鎖龍蛇スカルデット」を採用したデッキタイプが存在したらしいですが、加えて「Dスマホン」を採用することで「ゾンビキャリア」等のコストである「手札を1枚デッキトップに戻す」が勝ちパターンへと繋がります。
<居合ドローの起動方法>
①「ゾンビキャリア」または「エッジインプ・シザー」で「一撃必殺!居合ドロー」をトップに固定する
②「Dスマホン」の守備表示効果で「一撃必殺!居合ドロー」の位置を移動させる
③「一撃必殺!居合ドロー」の効果で勝つ
この場合、山札をギリギリまで減らさなくても手札が揃った時点で効果を起動して勝利することが出来ます。何より大切なのはサイコロで2以上を出せば条件が達成されること! また、いざとなれば「Dスマホン」で山札を掘って無理矢理「一撃必殺!居合ドロー」を用意することも可能に。
「Dスマホン」を含め、「一撃必殺!居合ドロー」のバーン条件を満たすルートとして3つ用意しており、
①「Dスマホン」によるトップ操作
②「鎖龍蛇スカルデット」によるボトム操作
③「ゾンビキャリア」+「エッジインプ・シザー」両者のコストで「一撃必殺!居合ドロー」→任意のカードの順に埋める
①→②→③の順に狙いやすいです。③は簡単に見えて、「ドラコネット」展開ルートの関係上案外狙い辛かったり。
<ドラコネット展開ルート>
何番煎じか分からない展開ルートですが、多分これが一番ドロー枚数を稼げる……はず。ドラコネット1枚から手札消費1枚を引いても手札が4枚増えます。
これとは別に「ゾンビキャリア」「エッジインプ・シザー」+レベル1モンスターを出すルートもありますが、手札アドが稼ぎ辛いのであんまり使用しません。また、手札に落としたいカードがある場合は「リ・バイブル」ではなく「ジェット・シンクロン」を出します。
<相手へモンスターを送りつける方法>
既にコンセプトで記したまま「ブラック・ガーデン」または「夢幻崩界イヴリース」を利用するわけですが、基本的には「ブラック・ガーデン」を利用した方が楽です。ただ思わぬことで計算が狂わされたりする可能性があるので、出来るなら「夢幻崩界イヴリース」を相手の場へ送りつけたいところ。
ディフォーマー展開をしている場合だと場が溢れるので、道程でトロイメアを経由して「夢幻崩界イヴリース」を送り付けるようにしています。
<ディフォーマーについて>
今回ばかりはオマケじゃないディフォーマー。最大の採用理由は「Dスマホン」の山札操作なのですが、他にも「Dリモコン」の山札採掘能力の高さだったり、「Dモバホン」で「Dスコープン」を捲れれば大概そのままドラコネットと類似した展開ルートを構築出来たり。
ドラコネット展開の過程でデッキ内のディフォーマー密度が高くなってくるので、「鎖龍蛇スカルデット」で「Dモバホン」を出して更に展開……というパターンがよく決まります。「機械複製術」を併用すればデッキ圧縮と展開とが更に加速します。
<貪欲な壺について>
EXデッキが足りないので増やします
それと「機械複製術」のサポートも出来ます
手札増えます
以上
【疲れたので終わり】
ブラック企業での社畜活動――シャチカツ! の途中なのでそろそろ力尽きそうです。ドラコネット展開を図にしたのがイケなかった……。
茶番はさておき、いままで組み続けていた先攻制圧に特化したディフォーマーと違い自己完結させてしまえる構築なので、「折角出したのに壊獣に崩された!」とか「制圧盤面の隙間を縫われた!」みたいな怖さとはサヨナラバイバイできました。
「ドラコネット」起点の場合、妨害が入らなければほぼそのまま先攻1キルが決まっている感じですね。また、「増殖するG」などにより途中で「灰流うらら」が飛んできた場合はリソースのゴリ押しで解決したりする場合もあるので、「ドラコネット」が許されるかどうかが勝負の分かれ目かもしれません。
ずっと時代に応じた展開方法で制圧を繰り返すだけだったので、久しぶりに新しい勝ち方を取り入れられて、構築していてとても楽しかったです。
もっと環境の中で対戦していこうと思えば「墓穴の指名者」を入れたり等してチューンしていけるのかもしれません。ただ現状全てのカードをそれなりの頻度で使用しているので、改造するなら枚数を増やすことになるんですかね……?
今度こそ終わりです。
アイドル部の1st anniversary live「はんぱないパッション」は5/27までニコニコ動画にてタイムシフト視聴(有料)が可能ですので、みんなで見ましょう!
来年こそは絶対有給とって現地に行くんだ…