物理法則を知らない。

デュエルポケットモンスターマスターズ

釣り、はじめました。

 お久しぶりです。こんにちは。

 TCGもゲームも大してやらなくなると、本分だった文字書きもすっかり習慣から外れてしまい更新頻度もガタ落ちしてしまいますね。子供の頃は「大人になったらいずれゲームにも飽きるのかな」とか思っていましたが、実際には仕事の拘束時間や気力的な面で何かを継続するということが難しくなっているだけのように思います。

 

 さて、題名通り今回はTCGでもゲームでもない、釣りのお話です。

 幼稚園児かそれくらいの頃からずっと憧れだった釣りですが、内陸で親族の誰にもノウハウがないため自ずと遠ざかって早20余年……社会人の経済力と活動範囲により、ようやく叶うこととなりました。とはいえ――

 

【種類が多い】

 釣り、種類が多過ぎです。アジを釣るのに<アジング>、タイを釣るのに<タイラバ>、イカを釣るのに<エギング>等々……。川釣りもありますがハードル的には海の方が大衆的な模様。近年では手軽かつエサの手間を省ける<ジギング>が流行りらしく、これをショア(岸辺)から行う<ショアジギング>が入門として良さそう。と、いうことで経験者や友人に訪ねつつ早速装具を揃えることに。(釣り用語、一々カタカナにしたがる傾向にあるらしく、ルー語のような感じです)

シマノ エンカウンター S96 ML

シマノ NASCI C5000XG

 釣りをやろう、と誘ってくれた人たちがシーバス(スズキの総称)をやっていると勘違いしていたので、それに応じたものを用意。ライン(釣り糸)とリーダー(釣り糸を守るやつ)等を込みで3万円ほど。

 予算内で友人に見繕ってもらいましたが、S96MLやら5000XGやら意味の分からない数字がついています。5000GTなら物凄く馴染み深い数字なんだけどなあ。

【いざ実践】

 早速これを担いで乗り込んだわけですが、蓋を開けてびっくり周りはシーバスではなくブリを釣る集団でした。どうやら自分の釣り具は<ライトショアジギング>らしく、50cmくらいまでの魚を狙う初心者向けの釣りでした。まあ、これはこれでええやろ……ということで人生初釣果はアカモク(そういう海藻) ただの草切れの分際で、結構な重さがあって引き上げるまではエンジョイ出来ました^p^

 

 二回目の出陣ではジグサビキなる、小型のジグに更に小さいエビ型の針がついた多様な魚種を狙えるやつで勝負(値の張るジグは高切れによりカタパルトタートル済み)

 堤防に小さな魚影が立ち並んでいたので、投げるのではなく足元にドボンと落としてチョイチョイと上下させつつゆっくり巻き上げ……。魚を挑発しつつ小さな魚でも追える程度の速度を意識。とやっていると、全く手応えはなかったのですが針の先に豆アジがくっついていました。食いついたというよりは背中に引っ掛かったという感じでしたが、釣果は釣果。これで人生初の魚を釣ることが叶いました。

【早速の鞍替え】

 なんやかんやあって大物狙いのリール(糸巻機)を格安で譲ってもらえることになったので、どうせ後程使うことになるだろうと思って購入。それに見合う竿も併せて揃えました。

APIA アトラス ブルーランナー 100MH

シマノ ツインパワー SW 6000HG

 釣り具としてはかなりメジャーらしく、ポケモンでいえばヒードラン遊戯王でいえば増殖するGくらいの汎用性があると聞きました。対応するジグの重さも増え、掌くらいの大きさのものまで投げることが可能に。これならブリも釣れるそうなので、置いてけぼりにされる憂いはなくなりました。

 

 新たな相棒を引っ提げて三度目の出陣。T.M.R.ごっこが捗りそうな……というかそれ以上の暴風。どちらかといえばM.ジャクソンのゼログラビティでも出来そうなほどの荒れ模様でした。正直危ないので、仮に友達との釣行であったなら中止にしていたでしょうね(現状の釣り仲間は全員職場の先輩or上司のためちょっと物申し辛い…)

 案の定というか風が強すぎてまともに投げられず、自分が下手なのもありますがこの竿にしては飛距離も全然伸びず……。「JETTROW」という新しいジグを試そうにも断念。せめて何か釣りたい! とここでエソ狙いの赤金カラーの底狙いにチェンジ。連れて行ってもらった釣り場は外道としてエソがよく上がるとの話だったので、実は(一度エソを釣ってみたかったこともあり)狙い目に入れていた所謂プランBです。

 根掛かりにビビりながらも、ジグを表層に持ち上げないよう注意して底付近をズルズル……。手に一瞬ブルっと来たような気がしたのでフッキング。素人なのでとりあえず再度フッキング。するする巻けるので気のせいか? と思いつつも良く分からないのでお茶を濁してフッキング。そのまま巻いていたら、35cmくらいのエソが釣れていました。やったぜ。

 口とエラの2か所に針が引っ掛かっていたので、やけに動きがなかったのはこれが原因だったのかも? ともかく前回の豆アジと比較すると躍進です。エソは釣り人には嫌われる魚らしいですが、元々料理が好きな身からするとかまぼこなり魚肉ソーセージなり色々用途があるので持ち帰って食べました。おいしい。

 

【次の釣りの計画】

 徐々に釣果が大きくなりつつありますし、エソについては底を擦るということが出来ていたのかな? と細やかな自信にもなりました。一方で目上の人たちに囲まれての釣りはどうしても窮屈さを感じてしまうので、友人もしくは一人での釣行を挟んでのんびりとした釣りも楽しみたいところですね。

 また、上記の釣り具が軒並みシマノやAPIAなどのブランドで固められていることもあって出費が馬鹿になりません。ジグやルアーも決して安くはありませんし、現時点で10万円以上は軽く投資している状態です。ですので、安く遊べる釣りも知っておくべきだろうとamazonで格安の穴釣りセットを注文してみました。諸々揃えても延べ1万円未満――お得感満載! 何も釣らないまま竿がへし折れるとかでもなければ、全然よいのではないでしょうか? 内陸ということもあってまずは遠方の釣り場を探すところから始まりますが、届く日が楽しみです。