物理法則を知らない。

デュエルポケットモンスターマスターズ

激務明けの釣りは染みる

 こんにちは。先週までは関東での積雪が話題になっていたように思いますが、打って変わって今週は全国的に異常な温暖。九州に至っては夏日直前だったとか。一体どうなっているんだジャパン。

 

 今週の私はというと、まさしくその九州への出張から一週間が始まりまして、そのまま関東までの範囲で仕事をするという、何の仕事していたっけと思いたくなる移動っぷりでした。ともかく無事に仕事を終えた週末、釣りに行ってきました(正直見送った方がいいレベルでしんどかったです笑)

 夏にカマスが出迎えてくれた、淡路島へ青物リベンジ――!

 再びの沖磯です。前回はカマスが大漁だったものの、死ぬかと思うほど暑かったので苦い思い出の方が色濃いです……が、冬はまた違うだろうとめげない心で挑みます。

 持ち込んだルアーは次の画像の通り。

 場所が場所なので不足があるよりは、と今の自分のありったけを持ち込みました。シーバスならもっと色々あるんですけど、意外と青物は少なかったです笑

 当日は朝こそ青空が覗いたものの、すぐに雲が遮りローライトの状況。潮は小潮で、特に午前はルアーにアクションを入れてみても手応えが軽く、潮が効いていませんでした。

 結論を言うと、釣れませんでした。しかも当日の渡船利用客全員。船長さんの話によればマグロが回遊していたとのことで、エサ釣りの人はエサ取りすら齧ってこないくらい魚がいなかったそうな。

――そういうことは事前に教えてくれ^p^

 高速料金や渡船代を考えると手痛い出費でしたが、時の運というもので諦めるしかないですね。海が遠い民としては、広大な海原でルアーを動かせたというだけでも面白さは得られました。欲を言えば何かしら魚が掛かると最高でしたね。

 ルアーもおおよそ投げ尽くして、忍ばせていたシーバス用ボックスから取り出したグラビティエヴォルーツ120HS。チャートはナイトゲームな印象がありましたが、折角だからと投げて動かしてみると、めちゃくちゃ良い動きをしてくれるじゃないですか。今回はそもそも魚がいなかったので仕方ありませんが、この先期待できそうなルアーでした。

 一方で結構期待していたヒレジグ。ジギングでの使用が主な目的なものの、インプレ記事では概ね好評。見た目も綺麗でしたからウキウキで購入して持ち込んだものの、たった1回のキャストで御覧の有様。

 根も荒い磯場ですからブレイクに接触してのことだろうとは思いますが、ボディ含めクソ雑魚過ぎる^p^ そもそも塗装が剥がれることは他のルアーでもありますが、剥がれた途端に陳腐さが垣間見えるのは何なのでしょうか。ペンキで塗装でもしてんの? ってくらい塗装が薄いので、多分この先は早巻きだけで塗装の割れ目からペキペキ剥がれていくと思います。

 初心者なりにこの1年間色々なルアーを手にしてきましたが、がっかりしたルアーというのは初めてです。塗装が弱いのでアクセサリーにもなりませんが、箸置きくらいには使えるかもしれません。

 

 グラビティエヴォルーツは私の既存のシーバスロッド(ML)ではキャストできないので、1個しか購入していませんでしたが、MH用に色を買い足してみてもいいかもしれません。

 あと、カゲロウ155F(megabass)やウォータードライブ(DUEL)もとても良い動きでした。淡路へは近いうちにリベンジのリベンジをする機会があるはずなので、楽しみです。三度目の正直やで!

早起きして釣りに行きました

 釣れる時間帯といえば朝マズメ、夕マズメ……特に朝マズメは良いみたいですね。私の浅い経験上でも、バイトの大多数はその時間帯にあったと記憶しています。無論、条件次第では真昼間でも釣れるのですが、私のような未熟者は朝マズメマジックに依存しがち。

 とはいえ、私がぼっち釣行を敢行する際は全てデイゲーム。釣り場の把握や道の確認、仕掛けの視認性――などもありますが、何よりも眠たいから。実際、初心者が寝不足で慣れない道を運転して初場所の未明から釣りをするというのは無謀だと思います(淡路島への遠征は運転で気疲れした)

 今回はある程度把握した場所ということで、久しぶりの朝マズメチャレンジです。冬の朝マズメは地域にもよりますが、日の出が7時過ぎとかなり遅めなのでエントリーが楽ですね。

 この釣り場は日中は穴釣り、ライトゲームに寄せた方が釣果が上がりやすい場所ですが、朝マズメだけは青物が回遊してきます。勝負は6時~8時の短期決戦!

 ちょっと遺影が混ざっているのですが……。

 前回の記事でも申し上げた通り、この釣り場は非常に根が荒く大変根掛かりしやすいです。そのため、潜行速度と水深の兼ね合いを把握しているモノ以外では基本的にボトムを取らず表層~中層を巻いてくる方がロストもし辛く、また、朝マズメでは魚の意識も表層に向きがちなのでその方がローリスクハイリターンだと思います。

 ポッパーで攻めるのが理想なのですが、この日は強風の予報であったためプラグの中でも風に強いものをチョイス。それとメタルジグも何個か。

 先日発売されたばかりのBLEZE EYE製ライトニングエヴォルーツ135VSPも投げたいですし、手前で荒波が立つようならATULA(買ったものの使い時が分からない)もシーバス狙いで投げられるかも! 今回はしっかり準備して、あとは起床したら車に乗り込むだけ。完璧!

 

 早朝。早起きには成功し、渋滞も煽られることもなく良い滑り出しで釣り場へエントリーすることが叶いました。

――風つっっっよ

 思っていたより風が強かったです。しかも向かい風。舐めていました。軽量プラグはもうこの時点でダメそう。自分がエントリーして間もなくゾロゾロと何名かがまとまって来られたこともあり、尚更流されるルアーは投げられません(隣のお兄さんはポッパー投げて全然飛んでなかった)

 明るさで言えば彼者誰時。ここはシルエット勝負でモンスターショット125(シルエットブラック)を一番槍に任じます。流石に飛距離がセールスポイントなだけあって、強風下でもビューンと申し分のない飛距離を出してくれました。ただ、風にラインが流され過ぎて全然ルアーの感触が伝わってこない(白目) これは……ダメだ。

 次鋒は定番メジャークラフトのジグパラ50g(リアルイワシ) 飛距離は更に伸び、テンションフォールさせると着底したらトン…と手応えも伝わってきます。巻いていると沖合の中層あたりで潮が動いているようでした。一応釣りの形にはなったので、もう今日はずっとこれだな、とひたすらキャスト。

 すると、射程範囲内でブリらしき魚がボイルしたではないですか! 周りはエサ釣りやポッパーを投げているので、その距離を攻略できるのは自分だけ。これはやる気になるというものです。朝マズメに対応したカラーの中で、最も飛距離の出せるTGジグ、テイルウォーク/ヤミージグTG60g(アカキン)に交換し、早速キャスト。これまでとは明らかに違う勢いで飛んでいきます。

 あ、着水分からんわこれ……。

 まだ明るいとは言い難く、多少風に乗るので着水地点も予想しづらく、視力がゴミなので見えず、流石に音に聞こえる距離でもなく。ラインが放出される速度が変化したタイミングでベールを返して巻き始めるも……時既にお寿司。がっつり根掛かりです。今考えれば、着水してラインが緩む→それが100m以上先の私の手元に伝わる→それを確認した私がラインを巻き取る→100m以上先のルアーにラインの緊張が伝わるという過程を挟むので、水深5m程度ではノロマな私では間に合わなかったようです。風でラインの緩みが分かり辛かったことも加味されるでしょう。

 ともあれ、回収しなくてはなりません。よりにもよってTGジグをフルキャストした直後の根掛かりなので、海中に漂うラインが相当な長さになっていますから、以後の釣り人の妨げになることは必至。

 竿先の動きでは外れそうにもないので、ラインブレイカーで引っ張ります。ロッドを曲げないように気を付けつつ、ラインを引っ張ってみるとスコッと抜けた感触。お? とリールで巻き取ってみると根掛かりのまま。ラインかリーダーかが伸びたのか、或いは外れた瞬間再び根掛かりしているのか。ただ、少しずつラインを回収することが出来ています。このやり取りをしばらく続けた末、ブチッとした感覚と共に消える重み。巻き取ってくると、ジグは付いていませんでしたが、リーダーの先端の方で千切れていることが確認でき、どうやらラインは全て回収することが叶ったようです。

 風もどんどん強くなっており体感気温は低下、根掛かりとロストによってモチベーションも低下。時刻も8時半ば(東に岩山があるためまだ暗い)になろうとしています。帰ろう! 根掛かりへの意識を引き締める教訓の釣行でした。

 

 帰りに寄った釣具屋で、興味のあったソルトクランクに対応したルアーを購入。マイナーな釣りなのか中々陳列されていませんでしたが、意外にも行きつけのお店で買えました。灯台下暗しでしたね。改めて店内を回ってみると、アジング/メバリングのルアーが充実していたので、今更ながらそれが店の売りなのかもしれません。

 根掛かりさせた直後にボトム攻めのルアーを購入するのもあれですが、クランクベイトはどうやら根掛かり回避に特化した性能らしいです。投げるのが楽しみですね。

 

 今回は強風のためにメバリングは出来ませんでしたが、こちらも持続させて経験値を稼ぎたいです。

年明けの釣りでした。

  明けましておめでとうございます。今年の正月は雨予報のはずでしたが、大晦日の突風が雲を動かしたのか、気持ちの良い快晴と共に新年の日の出を迎えることが出来ました。

 年末の買い物によって貯えた福引券を握りしめて、年明け早々に釣具屋へ向かったものの、結果はウェットティッシュの山が出来上がっただけでした。まあ、これはこれで釣りで便利そうだし嬉しいかも。

 

 昼中、リビングで寝転がってスマホでニュースを見ていると、数日後から雨という予報を受信。釣りをするなら今の内なのでは!!? 突発的に釣り衝動が爆発し、車に飛び乗り発進しました。

 本当は写真に見える岬の向こう側にある磯の下見をしたかったのですが、そこに行くまでの道――具体的には赤い灯台がある防波堤前がありえないほどの渋滞になっていたため断念。5秒でUターンしました。あそこは関西でも屈指の超絶有名スポットで、釣り場から出てくる釣り客を待つ釣り客による渋滞とかいう頭のおかしい車列が出来上がっています。ハイシーズンの夏~秋とかどうなっているんでしょうね(近寄りたいとも思わない)

 と、そうした雑多を遠目に眺められる磯場にエントリー。何度か来たことのある場所ですし、メバルもいるとの話を聞いての選択でした。穴場というほどではありませんが、

:磯場であること

:駐車場から遠い

:めちゃくちゃ根掛かりしやすいこと

:磯の6割ほどが満潮時に水没すること(非常に重要!)

 などから敷居が高くなっているのか、人の数は幾分マシです。シーズンのときは釣り場が埋まる(6人くらいが限度かな?)こともありますが……。

 私が来た際には全くの無人。常に1,2人はいた経験しかなかったので、ちょっと不安になります。基本的に人嫌いですが、誰もいないとそれはそれで寂しくなるもの。と思っていたら、地元のオッサン登場。軽く挨拶してそれぞれの釣りへ。

 メバリングはナイトゲームが主流という話ですので、暗くなり始めるまでは青物でもしようかな……とアトラスブルーランナー100Hを用意。多分3月前後にブリチャレンジをしに行くと思うので、その際に投げるジグも投げてみようかな……とか。

 このあたり。それと、もちろんメタルマルも(笑)

 めちゃくちゃ根掛かりしやすい場所なので、浮いてくれるプラグか、いつでも買うことのできるジグしか投げられません。カゲロウ155fは動きを確認したかっただけなので、ほぼジグパラを投げていましたね。近所ではメタルマルも中々買えないので……。

 ちなみにこの釣り場、青物は朝マズメのタイミングで回遊してくるかどうかだけなので、この時間帯は激渋です(笑)

 そんな感じで、磯を攻める練習のつもりで日の入りまで延々やっていました。リーダーを持ち込んでいなかったため、もし根掛かりしたらそこで終了です。

 結果、3回根掛かりしたものの、3回とも回収に成功して全員生還。

 徐々に潮位が増してきたので撤収。この磯でもメバリングは出来るのですが、帰り道が水没するので要注意です。やや明るいものの移動します。

 

 水平線へ沈んでいく太陽を見送りつつ、隣接する小さな堤防(例の地獄の場所ではない)へ場所を移し、メバリングの用意をしま……あれ、暗い中でクソ細いラインを触るのってめちゃくちゃ難しくね?

モタ…モタ…

――日の入り、夜。

(画像はさっき家で結んだやつ)

 むずかしーーーい!!! とキレつつ2回くらいラインを引き千切りながらも、いよいよキャスト。

ふわっ……ちゃぽ……

 地味。ショアジギングの飛距離に慣れきっている自分からすると、風に吹かれたホコリ程度にしか飛ばないのは衝撃なのですが、10mくらいしか飛ばないものだそうです。どこのあたりにメバルがいるのかまでは確認していなかったため、この飛距離で完全に手探り、まさしく暗中模索のメバリングの始まりです。

 堤防の沖側、テトラ帯に降りて行う場合はネットでも釣果を確認しているのですが、流石に夜間のテトラにぼっち釣行で降りていくのは避けたい。

――これ頑張ったらもっと遠くに飛ばせるんじゃないか?

 ちょこちょこ探っていくことに痺れを切らした私は、ふとそう思い、剣道で培った小太刀による小手打ちさながらに全力キャスト。

 はい、バックラッシュしました。スピニングでもアホが投げるとバックラッシュするんですね^p^

 なんとかバックラッシュは解消したものの、気温は2℃。日中の過ごしやすさはどこへ、寒さを意識すると途端に震えもやってきました。うーん、帰るか!

 第一回メバリング、完。

 

 シーバスでもそうであるように、最初の1本を上げるまでは同じ場所に通い続けると思います。とりあえず冬の間はメバリングですかね。今回は事前準備と練度の不足を特に痛感することとなったので、次回に活かしたいですね。まずは明るい間にもっとキャストを練習しないと!

 そういえば、夕マズメでショアジギしていたときに一回フォール中のバイトがあったような……?(当然のようにバラしている)

今年の釣り収めと、来年から始める釣り

 もうすぐ2023年も終わりを迎えますね。今年を振り返ると、私個人としては釣りが趣味に加わったことが非常に大きな1年でした。

 シーバスゲームに使っているタックル自体は去年の今くらいには揃えていたのですが、当時の私は全く釣りへのモチベーションがなく、今年の4月までは部屋のインテリアに成り下がっていました(笑)

 職場のパイセンに誘われるまま、よく分からないままの釣りはそれほど楽しいものでもなく、何よりも徹夜での釣りはひたすらしんどいという印象でした。ただ、それで折れるでもなく「じゃあ自分のペースでやろう」と色々調べて試行錯誤、9割失敗をしながら徐々に釣りにハマっていったのが秋、もはや晩秋と呼ぶべき11月でした。

 思えばそこから怒濤の追い込みで色々ルアーを買い揃え、釣り場を探して……でしたね。ここまで活動的になったのは随分と久しぶりな気がします。

 

 さて、挨拶がてらに今年を振り返りましたが随分と長くなりました。本題へと移りますと、年の瀬にして釣り収めと相成りました。

 冬のシーバスは私にはまだ早い、と思いつつも未練たらしく河口デイゲーム

 前回までとは異なるポイントからのエントリーになりました。この日はベタ凪で、しばらく雨も降っていないため水もクリアー。週半ばまでは厳しい冷え込みも重なり、書きながらに思うのは釣れる条件じゃなかったですね(笑) 現地に行った際にはそんなこと考えもせずにやる気だけ燃えていました。

 一瞬だけ巻きが重くなったので「おぉ!?」と思ったものの、すぐに手応えがなくなり、落ち葉でも拾ったのかと思えばゴミ……。

 写真のジグはメタルマル28g(チャートカラー) シーバスゲームではしばらくプラグしか投げてこなかったので、久しぶりにメタルジグを投げると飛距離にびっくりしますね。

 

 春以降のシーバスシーズンに向けての調査、が主な目的でありましたが、やっとこさこの地点もナビゲーション無しで行き来できるようになりました。これでいよいよ春からの準備が完了というところでしょう。待ってろよ、寒い間は勘弁してやる!

 と、シーバスゲームからは一時撤退したわけですが、折角の年末年始に釣りをしないのは勿体ないということで、メバリング始めました(アホなのでアジングワームも購入している) これだけ購入してもシーバス用のルアー1,2個換算なのは、こちらが安いのかあちらが高いのか……。

 もちろんシーバスロッドじゃ硬すぎる――らしいので、メバリングロッドとそれに伴う番手のリールも用意。こちらも安く、1万円に満たない程度でした(安いモデルを選んだこともありますが)

 

 新しいものを購入すると早速使って見たくなりますね。いつにしようかと、釣行の計画を立てるのも楽しいです。また、釣れる(はずの)対象魚が増えるのも嬉しいですね。どんどんやれることを増やしていきたいです。

いつの間にかアイテムが増えました

 釣りへのモチベーションと反比例して気温が下がっていくこの頃、時折挟まる思い出したような小春日和に、今日は釣り日和か? と思う日々です。一方で、年末恒例の工事による通行止めで思わぬ進路変更を余儀なくされ、慣れない土地を彷徨ってしまったり……。つくづく釣りには不適な季節ですね。

 

 そもそも布団から出られず朝マズメを夢の中で過ごしがちな私ですので、釣り場よりも釣具店を訪れることの方が多いかもしれません。TCGを半ば卒業しつつある身だからか、行き場を失った購買欲が釣り具へと向かい、意味もなく訪ねたはずが結構な出費を重ねてしまう――いわゆる衝動買いを繰り返してしまいがち。今回はそうして得たルアー達を自慢と自戒の意味を込めて掲載致そうと思います。

カゲロウ100F(12g) PMチャートバック(PMってなんだ??)

 後述のキリンジ90の色違いが欲しくて手に取ったら、人違いでカゲロウでした。

カゲロウ124f(22g) GGゴールドライム

 人気ルアーらしいので、上の100と一緒に買いました。転売されている価格を見て、安易に投げられないなと(笑)

キリンジ90(12.5g) ブラックピンクバック

 ポッパー狂いのときに買いました。良い動きをしてくれますので、今後に期待!

バグリースピン15(15g) 銀粉ピンクベリーチャート

 小沼プロが激オシしていたので。根掛かりさせて失くしそう……。

モンスターショット125(60g) オサレ星空(シルエットブラック)

 名前を度々耳にしていたので興味本位で購入。色は好みでこれにしようと決めていました。

上:セットアッパー115SDR(22.6g) クリアアデルケイムラシラス(透明!)

下:スピットペンシル(30g) クリアー

 なんで透明なのを買ったのか分かりませんが、私がまだ透明カラーを所持していなかったからかもしれません……。遊戯王で言えば倶利伽羅天童くらいニッチな需要なのに。

 

 結構買いましたね。これらのルアーはいずれも1000円以上3000円未満の安くない金額なのですが、調子に乗りました。

 正直、ルアーに関してはそこまで大差ないと考えているのですが……面白そうだからついつい買ってしまうのですよね。DUELやメジャークラフト、RUDIE’Sのような釣果実績もあってお値段もお手頃なメーカーのルアーを買うようにしたいですね。カゲロウは完全に勢いで買ってしまいました。定価とはいえ高いわ^p^

 

 極めつけというか、運試し感覚で応募したゼナックのセグメントオーダーに当選しまして、MUTHOS Accura100H typeRを買う運びとなりました。

 通常モデルは受注生産という形になっていますし、typeRについてもパイセンも応募したら当選したとのことでしたので、セグメントオーダーとはいっても結構な生産数なのかも? それにしたって税込みで8万円越えのロッド……流石に荷が重すぎる。

初めて青物の引きを経験しました。

 暑さのぶり返しも収まり過ごしやすい秋が訪れたのも束の間、一気に肌を刺すような冬の冷え込みとなりました。私は暑さに弱く寒さに強いという自負がありましたが、どうにも年々寒さへの耐性が薄れつつあるように感じます。衰えなのか、生活の変化によるものなのか……ともあれ、冬を楽しめる間に楽しんでおきたいですね。

 釣りを始めるようになると、冬を手放しに喜ぶわけにもいかないようで、どうやらこの季節は基本的に釣果が芳しくないオフシーズンとなるようです。もっとも、冬だからこそ釣れる魚種や、大型の個体などで釣りを楽しむことが出来るようですが、私のようなド初心者はキャストの練習でもするのが吉でしょうか。

 

 晩秋、予報曰くいよいよ冬目前というところで、駆け込みの釣りをして参りました。

 前日までは天気は荒れ。風激しく雨もチラつく空模様でしたが、夜には落ち着いて御覧のように綺麗な朝焼けに迎えられました。時刻は確か6時過ぎ、他人をモチベに久しぶりの朝マズメです。

 まだルアーローテーションを組み立てるには至りませんが、魚は活性が高いと表層付近を回遊し、日が昇るにつれ深くへ潜っていく……という思い込みのもと、朝マズメはポッパーを投げると決めていました。

バブルジェット 45g ケイムラカタクチ

――君、写真と違うって言われない?

 このルアーが届いたときの第一印象でした。amazonの写真で見たときは「なんて鮮やかなポッパーなんだ!」と感動して即購入しましたが、現物はこれ。なんか色褪せてるし……。と、あんまり思い入れがなく、値段も安価なことから、全く躊躇いなくフルキャスト出来るという点で第一投目に選びました。

 ポッパーの動きを練習するのに丁度ええわ。

 色々な動きを試しながらバチャバチャ水遊びしていると、遠くに波とは異なる水面の動きが……あるような?? 視力はありえないくらい悪いのですが目は良いので、間違い探しに自信あり。

 ルアーの後ろには魚が追いかけてきている妄想をして巻いてくるべし。どっかの釣り人がそう言っていました。ならば、と動きがなるべく不規則かつ死にかけの魚みたいになるように、あんまりよく分からないけれど雰囲気でそんな感じのことをします。

ボコンッ

 ポッパーの付近でボイルが起こります。ミスバイトだけど、確実に誘えている! と内心舞い上がった次の瞬間には、今度こそポッパーが水飛沫に飲まれました。食った!!

ジーーー――

 ドラグが出されるという経験は初めてしましたが、全く止まる気配がありません。どこまで出されるんだ!? 不安になってきて思わず締めてしまいます。一緒に来ていたパイセンが「竿を立てろ!」と興奮気味に教えてくれますが、返事をする余裕もありません。両手で竿を立てようとすると、足場が悪かったこともあって、一瞬滑って磯に落ちそうになります。踏ん張ったものの、もうしゃがみ込んだら立つ暇も与えてくれません。魚、強すぎない??

 大物をかけたという興奮より、海に落ちるのではないかという恐怖の方が勝り、さっさと終わって欲しい気持ちでゴリ巻きします。流石に綱引きでは人間には及ばないようでどんどん近付いてきますが……あともう少し、というところで右手にあった岩場の方へ走っていき、あーそっちはマズい! と思ったころにはプツン。リーダーが擦り切れてしまいました。1ヒロくらいで取っていたので、本当にすぐそこまで来ていたんですね。

 

 このファイトの間僅か30秒程度。切れた瞬間、残念だなあという気持ちと、助かったという安堵が同時に押し寄せました。

 

 青物、凄まじいですね。これまでエソが一番の引きだったので、余裕の記録更新です。といいますか、アトラスのMHとツインパワーSW6000番で竿がしなるという経験自体が初めてです(カマスもエソもアカハタも全く感触なく引き寄せたため) 最強神話、崩壊。

 手持ちのポッパーがそれだけだったので、あとはミノーとシンキングペンシルを投げるも反応せず。じゃあ困ったときのメタルマル赤金カラー(復活した)に頼ろう、と投げると反応あり。しかし、私では合わせることが出来ず根に入られたりバレたりと全敗……。むしろ根に入られても回収できる不死身のメタルマルは何者なの。

(根掛かりしたものの、引っ張ったらラインが切れる前に針が曲がったお陰で回収できたようです)

 私のポンコツぶりはともかく、アカキンカラーが良いらしいということが分かってきます。丁度海もナブラが湧いて騒がしく、好機とみてパイセンがその色のミノーを投擲。強烈な引きを抑え込んで引き上げたのは――マグロの子供でした!

 というところをもう一人から伝聞いた(メタルマルを引っこ抜いていたため)のですが、さっきから回遊していた青物はマグロの仲間だったようですね。

 めっちゃイワシ食ってる!!

 

 大物も引き上げ、時刻も頃合いとなったためお開きに。

 結局マグロ含め何度かあたりがあったものの私はボウズでした。ですが、これまで使うことがなかったポッパーの面白さを見つけられたり、青物の引きを味わえたりと、経験値としては相当な収穫です。いつかは逃した大物を引き上げられるような釣り人になりたいものですね。

 まあ、もう少し控えめな魚で経験値を稼いでからにして欲しいところですが(笑)

 別の釣り人から譲ってもらったブダイを掲載して今回は閉じようと思います。大きいので色々調理法を試しましたが、から揚げが一番でした。私達の釣りでは絶対にお目にかからない魚ですね(笑)

シーバスを釣りたかった秋でした。

 10月上旬、残暑もあっさり過ぎて過ごしやすい気候が続いたかと思えば、忘れ物を取りに来たかのような暑さのぶり返し。九州では真夏日を記録した……翌週には例年を上回る冷えっぷり。特に今日は全国的に恐ろしい冷え込みを見せ、初雪が観測された地域も多いのではないでしょうか。

 

 今日は釣りの予定でしたが、想像以上に寒かったので、なにより風が凄かったため中止。一人での釣行予定は気分一つで流せるので気楽でいいですね。この趣味をずっと続けるためには、これくらい軽い方が良いというものでしょう。

 

 さて、しばらく青物狙い(というかそれしか教えてもらっていなかった)が続いていましたが、折角友人に選んでもらった最初のロッド……シーバス用ロッドでも釣果を上げたい! ということで、この秋はSHIMANO ENCOUNTER S96 MLでの釣りがメインでした。

 いつものパイセンに連れてきてもらった場所。手前に荒い岩場が並び、半ばより先から一気に深くなる棚状の釣り場だそうです。遠くまで飛ばせば青物も回遊しているそうですが、主な狙い目は手前で釣れるロックフィッシュ。アコウはいないそうなのでガシラ、アカハタ、オウモンハタが対象ですね。

 使用するのは14~28gのオモリに3~4inchのソフトワーム(甲殻類モチーフ)

 テキサスリグですら油断すればすぐに挟まってしまうほど底が粗く、とてもメタルジグを投げられる雰囲気ではありません。自分もビビりながら底を狙いましたが、数個海の底へロスト……。

 釣り半ばで撮影していたもの。タイドプールを生簀替わりに、ストリンダーで活かしています。まあ、自分は1匹しか釣っていないのでほぼパイセンの釣果です(笑)

 アカハタはシーズン(初夏)ではないこともあってリリースサイズが殆どを占めましたが、ガシラは良サイズ。アカハタの成魚サイズを考えると持ち帰れるのが1,2匹といったところでした。

 根魚は定住するので釣り過ぎるとよくありませんし、成長も遅いため、釣り場を維持するという意味でも持ち帰る個体数は最低限にしたいですね。

 

 根魚は小柄なものでも引きが強く、MLのロッドだと大物が掛かったか!? と思うほどでした。自分が釣り上げた個体が一番大きかったのですが、そいつは逆にあんまり引かなかったですね。釣られていることに気付いていなかったのでしょうか?

 根掛かったのか、食いついたのか、違いがよく分からないままだったので、徐々に経験を積んで反応を敏感にしたいですね。

 

 シーバス用ロッドなんだからシーバスも狙おう! ということで今はちょくちょく河口の釣りに赴いています。こちらは一人での釣行になるので、指南役もポイントを教えてくれる人もおらず、ボウズ続き……。もっとも、そうした試行錯誤も含めて面白いところですよね。

 町中にある川って感じののどかな場所。シーバスの他、チヌ、ヒラメ、マゴチも釣れるそうです。

シリテンバイブ73 17g(フック交換済)

ちぬころバイブ 7g

 今まで持っていなかったような一風変わったルアーも交えて、キャストの練習がてらのんびりデイゲームに勤しんでおります。

 これまではパイセンに勧められるがままのルアーを買っていましたが、自分で調べて購入するようになると、あれもこれもと欲しくなってしまい、気付けば秋に購入したルアーで収納ケースが埋まるほどに(笑)

 明らかにまだ必要のないだろう、サーフ用のシンキングペンシルまで購入してしまいました。まあ、ヒラメマゴチがいるならここで投げてみてもいいかもしれませんね。

 

 いつ最初のシーバスが釣れるのか分かりませんが、気長に経験値を稼いでいきたいと思います。